転校先で不登校になってしまったほのかちゃんのお話。
その女の子が学校に行っているふりをして図書館に通う。
図書館の中で最初に出会ったへびおとこさんやちょっと年上のスタンビンズくんとの交流を通して少しずつ変わっていくほのか。
本の中で出てくる「図書館の自由に関する宣言」だったり、色んな本や絵本の話だったり、本好きにはうなずけることがいっぱい。
うなずく部分も沢山あったけど、中でも一番「そう!そうなのよ!」って思った部分。
「映画を見てから本を読むと自分で想像する世界を作り出せない」
今までも映画を見た後で原作が読みたくなって読んだこと、何度もあります。やっぱり、映画とリンクしてしまう。
普段、小説を読みながら色んなシーンを思い描くという楽しみがなくなってしまうのですよ。
本好きにはたまらない1冊でした♪