いつも、ご利用頂きありがとうございます。

今回は、トラヴィスに通ってくださるお客様に注意喚起です。

今、YouTubeなどでセルフカットが流行っています。

注意して頂きたいのは、セニングです。

いわゆるスキバサミです。

あれは、使わないで下さい。

実はとても難しい道具です。

とくに髪の真ん中からセニングを入れましょうなんて言っている動画があったらすぐに消しましょう!

セニングには、スキ率というものがあります。

市販されているセニングの質から考えると、刃先、根本とスキ率が全然違うと思います。

また、市販されているセニングは30%前後のものが一般的ではないでしょうか?

毛束の厚さ、刃の入れる角度でも全くスキ率が変わってきます。

あれ?軽くならない。あれ?あれ?

なんて、切って行くうちに大変なことになります。

また、髪の真ん中からいれるのも本当にやめましょう。

「髪の真ん中にセニングを一回開閉しましょう」

なんて美容師が言っているかと思うとびっくりです。

冷静に考えてみると、1000本の髪があり、スキ率30%のスキバサミで切ると300本切れます。

つまり、真ん中から下は30%オフの毛量になります。

逆に言うと、髪の真ん中より上は30%増える事になります。

セニングで短く切られた髪は浮き安くなり、残った長い髪たちの間には空間が生まれ、ウネウネチリチリしてきます。


セニングは毛先が馴染まなくボコボコしているところに使ってください。

その時は毛先がを中心に使ってください。





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