今週の米ドル円FX為替相場は111.65-112.87(yahooファイナンスより)のレンジ。

前回予想の、「底堅い推移」、
予想レンジ111.50-113.00は、 
ほぼ予想通りの展開でした。

想定外の出来事やサプライズは、
・米トランプ大統領が対中制裁関税第3弾を9/24に発動すると表明
・日米通商協議延期



 
さて、気になる来週の米ドル円相場予想のポイントは、
(写真の後に続く)
取引所
















(1)米ドル追加利上げ

(2)日米首脳会談

(3)米中貿易戦争



(1)米FF金利誘導目標を0.25%引き上げられる予定です。
トランプ大統領は利上げ継続方針を「気にならない」と非難してますが、
米国経済が好調なので、利上げが実施されます。
利上げ発表後のパウエル議長の会見に注目です。
恐らく、2019年以降の利上げについては言及せず、
12月の利上げを強調するに留まるでしょう。
米中貿易戦争は新興国の株安に配慮して、慎重な姿勢を崩さないでしょう。
そうなれば、
日米金利差拡大を期待していたFX為替市場の参加者は、
一旦は米ドル買い円売りポジションを解消し、一過性の米ドル安円高となるでしょう。




(2)延期されていた日米会談、そして日米首脳会談が相次いで開催されます。
為替の円高誘導や自動車への追加関税を米国側が持ちかけてくる可能性はあるでしょう。
どちらも、譲歩しがたい内容であり、妥協策として米国農産物の関税引き下げあたりで落ち着くかもしれません。
日米首脳会談が無事終わった場合、
米ドル高円安が加速する場面があるでしょう。




(3)米中貿易戦争が米ドル高円安要因に働く可能性があります。
中国側の報復措置の一つとして米国債売却を進めており、
これが、米国金利上昇に拍車をかけて、日米金利差拡大、米ドル高円安につながります。
もう一つは、この材料がマンネリ化しており、反応が変わってきてます。
関税や報復措置が、段階的な内容で、相手国に配慮が伺えるなど、
従来は考えられなかった解釈が台頭してます。
本来であれば、米ドル安要因が米ドル高円安要因に切り替わってきてます。


日米株式相場も好調で、投資家はリスクオンのスタンスになってます。





来週の米ドル円相場は、「米ドル高」、予想レンジは、112.10-113.80


主な経済指標・イベント 
9/24:日米通商協議、米国の対中制裁関税第三弾と中国の報復関税発動
9/25:日銀7月会合の議事録公表、黒田総裁会見
9/26:日米首脳会談
9/27:FOMC政策金利発表、パウエル議長会見、米GDP(確定値)、米耐久財受注
9/28:

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