皆さんこんにちは。

2018年もあと少し、12月に入り、来月から始まる舞台「罪と罰」の稽古が始まりました。
演出チームはイギリスより来日、演出のフィリップさんはもちろん、音楽を仕切るパディさんの明るく真っ直ぐなお人柄によるワークショップにより、既に稽古が始まり一週間が経ちますが出演者全員が名前を呼び合う笑いに溢れた現場となっています。 

通常舞台と言いますと俳優とミュージシャンはセパレートされてミュージシャンはピットに入るのですが、今回は出演者は全員舞台にのっていたりミュージシャンも演技をしたりするため、出演者全員のコミュニケーションをとにかく大切にするご指導をいただいています。

夏に歌舞伎俳優の尾上松也さんとご一緒させていただいた音楽劇に続き、このような新しい取り組みに参加させていただけてとても嬉しいです。


さて、そんな中、先日は稽古をお休みして、ずっと前から決まっていた新潟での公演へ出演して参りました!!
クラシック音楽を地域に根付かせるため、通常のコンサートへの入り口として各地のホールさんがここ数年大切にされているご活動、ワンコインコンサート。500円玉一枚で、聴きやすく本格的な内容でお届けするミニリサイタルのような内容で、楽曲解説のトークも交えての楽しいコンサートです。

今回の新潟りゅーとぴあさんのワンコインコンサートはなんと第99回目!さらに記念すべき平成最後のワンコインコンサート!!ということで新潟りゅーとぴあの舞台裏の名物でもあるサインまみれの壁(私も既に以前サイン済み)に、しっかりワンコインコンサート第99回を記念して大きく書かせていただきました。

ご馳走になったカニやら土鍋のご飯やらお刺身やら、感謝を込めて描いて参りました。



また、新潟ジュニアオーケストラのご指導をされているお2人、指揮者の永峰大輔さんとヴァイオリ二ストの加藤礼子さんが聴きにいらしてくださいました。実は永峰さんは少女瞳が初めて協奏曲を演奏したときに指揮して下さったかたで、玲子ちゃんは桐朋の一つ後輩でオーケストラの授業が一緒でよく一緒に演奏しておりましたので、そんな昔からよく知るお2人が聴きにいらしてくださりより新潟愛が深まりました。

そんなご縁で、いつかは新潟ジュニアオーケストラと共演することがもしかしたらあるのかなぁと終演後盛り上がっていましたが、本当に実現すると良いなぁ!


足を運びやすいワンコインコンサートだからこそ、初めてクラシックやチェロに触れる皆様のことを想うとプログラムもかなり悩むのですが、今回は共演のピアニスト佐藤卓史さんに素晴らしいソロで、シャミナードというフランスの女性作曲家の作品を弾いていただき、よりコンサートが引き締まったように感じています。
(しかもピアノが世界一鍵盤の音域が広いベーゼンドルファーのインペリアル)


スタッフの皆さまも本当に温かく、おかげさまで短くもとても充実した新潟滞在となりました。
コンサート当日は風がなかなか強く吹いていたにも関わらず、会場いっぱいご来場くださいました皆さま、どうもありがとうございました!

また新潟りゅーとぴあに帰って来られますように!!


さて、稽古場に戻った新倉選手、明日は稽古の合間に衣装合わせがあるそうです。

ドレス以外の衣装で舞台に立つことは初めてなのでとても楽しみです。

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