皆さんこんにちは!

罪と罰、昨日は初めての1日2公演でした。
3時間40分の戯曲を立て続けにパフォームすることは演者にとって体力と集中力を必要とされます。しかし、毎回毎回がお客様にとっては初めての舞台ですし、お客様の空気感、俳優さんの声色と演奏者の音色が影響し合って毎回細かく変わり、毎日が新鮮です!!

チェロの名曲「白鳥」を何回演奏しても毎回が新しいのと一緒だなぁと。

無事に初日を終え、イギリスの演出チームはご帰国されました。
写真は、音楽監督のパディと。
ロシアの香り溢れるメランコリックなパディさんの曲、ロシア民謡をこの戯曲に与えてくださり、そしてチェロは何と言っても即興が多いので(笑)、毎回の俳優さんの温度感とのスリリングな掛け合いのプレゼントを残してイギリスへお帰りに。

5週間一緒に過ごしていただけに、優しい優しいテディベアのようなパディにもう会えないのはとてもさみしいですが、このパディからのプレゼントをさらに魅力的に育てていけるかは自分次第だと言い聞かせ、しっかり真っ直ぐ進みたいと思います。

パディ、本当にありがとう、今日もがんばるよ。