へた




って今
一瞬でも読んじゃいませんでした…??






丸レッドしもて
バツレッドへた



もちろん私も分かっているのですよ…






でも
ドキっとしちゃうんですねぇ…



…そんでもってこちら

「じょうず」って読んじゃって 

ほんの一瞬褒められた気分で

口角があがっちゃうんだよなぁ



えぇとこちら

この度初参加させていただきました
せんくら2019(仙台クラシックフェスティバル)で最終日に演奏致しました
愛しき舞台裏の写真です!





朝のゲネプロ時にこの貼り紙が目に入ってきて






上手に弾こうなんて思ってはならぬ
下手か上手かに囚われてはならぬ





と自分を戒めた次第であります。









さてさて


せんくら2019



長年せんくらに出演出来たらいいなぁと思っていたので今回仲間に入れて頂けて本当に嬉しかったです。


…しかも


リサイタル&オーケストラとの共演という


フフフ
フルコースでの
デビュー!!


たたた大変嬉しくも、新参者としての緊張は凄まじく、不協和音も今考えると過度な緊張からキていたのかもしれないです。
(すみません、シリーズ化は避けたいのですが…「不協和音」にピンと来ないかたはこちらをどうぞ)
 

でも、リハーサルが進むにつれ
あたたかなアーティストの皆さま、
スタッフの皆さま、
そして聴いてくださる皆さまと触れるほどに気持ちがほどけるのを感じました。


きっと長年
お客さま、スタッフ、アーティストの皆さんでこの音楽祭を一緒につくっている時間だからなんでしょうね


本当に、あたたかかった


3日間で合計89公演
出演アーティスト総勢103名



スタッフの皆さまは長い準備期間をかけて用意してくださり、音楽祭が始まれば走り回ってお世話してくださり、そんなスタッフさんと音楽を愛するお客さまがアーティストを支えてくださってる。

あらゆる場面で、至れり尽くせりでした。
心から、感謝申し上げます。
本当に、おつかれさまでした!



せんくら常連の先輩アーティストの皆さまも本当に優しくて、チェリストの長谷川陽子さん、作曲家でピアニストの加羽沢美濃さんをはじめせんくらに馴染めるようにと細やかな心遣いをくださり仲間に入れて頂きました。

ご自身が大変なスケジュールの中
ご飯にお誘い下さったり聴きにいらして下さいました。




  






牛肉を食べると









幸せオーラが増すんだって♪
だから本番前は牛肉いいんだよっ♪
(キラキラキラッ←効果音)






と可愛い澄んだ声で陽子さんに教えて頂き





そうなんですかああ!
やったああ!!


と叫びつつ


そんな可愛い陽子さんから幸せオーラ頂いちゃったぜ…


と私は心の中で小さくつぶやき
照れながら仙台牛さまを頬張っておりました




リサイタルは、
弾き込んできている曲プログラムと初めまして青柳晋さんとのアンサンブルで、とても新鮮にリラックスして楽しく演奏出来ました!!


本プロ終わり…










盛り上がってアンコール…




 








鳥の歌、いきまっせ!!





 
        





 

とそのとき















ティロリロリィ〜ン♪ ティロ〜ン ティロリロリィ〜ン♪















会場外で絶賛お仕事中の












ごみ収集車の音
が鳴り響く…!













はっ










週明けの不協和音、現る





がびーん









でもね





日常の中で
正常にごみを回収していただけることが
どんなに有り難く平和なことか
と思うのですよ



だから、私自身はある意味一期一会のコラボレーションにまた気付かされたなと思っております。



ご来場下さいました皆さま、
青柳晋さま、
ありがとうございました!!
(青柳さん、全出演者でぶっちぎり1位の最多公演へのご出演、本当にお疲れさまでした…写真きちんと撮るヒマなかったですね…)





せんくらで演奏させて頂くことは然り
他のアーティストの皆さまの演奏を聴かせて頂けたことは
自分の引き出しが豊かになる時間でした。


昨年ブラームスの二重奏協奏曲をご一緒させて頂きましたヴァイオリ二スト渡辺玲子さん
衣装も曲に合わせたお仕立てで素敵〜!
どんな曲でも玲子さんだと分かるヴァイオリンの音。さすがでした。


今回ご一緒は出来なかったけれど仙台フィルコンサートマスターの神谷未穂さんと、今回サポート下さいましたお三方 チェロソロ首席の三宅進さん、ヴィオラソロ首席の井野邉大輔さん、2ndヴァイオリン副主席の小川有紀子さんの弦楽四重奏
とても楽しそうに演奏されていて、さらに私も演奏したことがある曲が故、皆さんの素敵ポイントにおおぉ!と唸りながら聴かせて頂きました。



作曲家でピアニスト加羽沢美濃さん、チェリスト溝口肇さん、1966カルテットさん、山田姉妹さん。あれ?先日の「ずばクラ」みたい!!
ガラコンサートは楽しいですね〜!!
皆さまそれぞれ素晴らしく、美濃さんの「飛べない鳥」がなんだか自分の経てきた過去に重なり心にスゥーっと入ってきて救われました。
また、次の日自分が演奏する会場と同じだったこともあり、同じチェリストの溝口肇さん(世界の車窓から…泣けたぁ)と1966の林はるかちゃんの素敵なチェロを聴けたのもとても勉強になりました!!


写真はないのですがヴィヴァルディのソロイツコンサートも聴けました。個人的には先輩チェリストの原田哲男さんの通奏低音の鮮やかさに感激、そしてしっかりと演奏する後輩チェリスト吉岡知広くんの演奏も誇らしく。


レジェンド!!!ピアニスト山下洋輔さん
いやぁもう…言葉になりませんね…
いつまでも聴いていたいというか音の渦にまみれていたいというか…
先日も似たような体験をしたのですが、たった一夜にして生き様が伝わってくるというね…
山下師匠、ありがとうございました!!


そしてチェリスト長谷川陽子さん!

この写真は私の演奏を聴いて下さった後に撮ったものですが、私も陽子さんのベートーヴェンを聴かせて頂き、陽子さんが我々後輩に常に輝きを魅せ続けてくださるその背中に豊かな人間力と努力を感じました。
本当に尊敬する、偉大な先輩です。






そして高関健マエストロと仙台フィルさんとのロココ本番…




いざ下手から参る




もうね、艶やかであたたかいホルンのお導きに始まり、繊細なクラリネットとの掛け合い、軽やかで俊敏なフルートとの絡み合い、弦楽器の愛の溢れる反応…

音楽は生きている
最高に楽しい時間となりました。

しかも皆さん優しいからなんだか私と一緒に緊張して下さり、手を取って踊って下さったかのようで。

若き素晴らしき仙台の星のコンサートマスター大江薫さん(リサイタル少しだけ聴けました…すんんばらしかった!)、一生私の恩師の高関健マエストロ、今回の公演の企画協賛の三菱地所代表さま、仙台コンクールの覇者で才能大大大爆裂のヴァイオリニストリチャード・リンさんと


仲良しチェロセクション!
と高関先生
お!なにげにリチャードさんも!
桐朋の敬愛する後輩もたくさんで心強かったです

陽子さまもご一緒にー!!


こちらはカメラがご趣味の高関先生が撮って下さいました2枚
この仲良しカオスなかんじが最高!

高関先生目線のお写真、貴重!!


高関先生、たくさんのお導きと素敵なお写真まで、ありがとうございました!









リハーサル時、バレリーナのように弾くというお言葉を頂きとても光栄だったのですが

今回はいきなりボリショイ劇場にデビューさせて頂いたようなもの。


綺麗な床
美しい照明
質の良いtuttiの踊り手
歴史的名手を散々見守ってきた客席


この初めて取り組めた名曲を
高関先生と仙フィルさんと大江さんというゴールデンチームとご一緒させて頂けて
私はただただ幸せで
本番ついつい笑顔が溢れてしまいましたが


様々な劇場で本番を踏み
また気持ち新たに頑張っていきたいと思います!


    





埃まみれの会場でも

奏でた途端に

ボリショイ劇場になるんだよ





となれるよう。








しゃあああああああっ    



 


今日から頭切り替えて

ショスタコーヴィッチ。






リハーサルに訪れた

久しぶりの母校の練習室


とトイレ


すっかり綺麗になっていて


時の流れを感じた


でも馴染みの管理人のおじちゃんがいらして


すごく嬉しかった







とても良い初リハーサルが出来て


ホッとした帰り道


とぼとぼ帰ろうとしていたら


小学2年生以来の心友に


たまっったま遭遇


カフェに入って


優しい彼女と何気ない会話をして


心が軽くなった

 







友達ってすごいですね









そんな彼女が撮ってくれた一枚

さぁ、がんばるぜ。












最後に…

せんくらで出逢った全ての皆さま

本当に本当にありがとうございました。

また来年

帰仙、出来ますように(どうもねグラサン)