©︎Takashi Fujimoto
皆さんこんばんは!
19日は、杉並公会堂へお越しくださいました皆様、どうもありがとうございました。
演奏会では、日本でもスイスでも回数を重ねて演奏してきたシューマンのチェロ協奏曲を演奏いたしましたが、グランチーノを弾くようになってからは初めてのシューマンでしたので、曲に対しても楽器に対しても新しい発見がたくさんある時間となりました。
実は、いつも演奏会に来てくれていた祖母が入院しバタバタ、ちょっと落ち着かない中で迎えた本番でもありました。
しかし、オーケストラ・セレーナの皆様が長年かけてきた音楽への想いにはじまり、私が出られない練習では新星若手天才チェリストの佐山裕樹くんがソリスト代奏を務めてくれ、そして中田延亮マエストロの素晴らしいサポートが導いてくださり、充実した本番となりました。
シューマンの言葉が音符となりチェロの音と化け、オーケストラという紙の上で綴られる。
小節の中におさまらない感情、シューマンからの手紙には溢れている。
う〜、早くまたシューマン弾きたいです!
ドレスの色は水色。
シューマンがこの曲を書き、私も幼少期を過ごしたドイツのデュッセルドルフのライン川、スイスにも繋がっているライン川に想いを寄せて選びました。
時は川の流れのように。
アンコールには、祖母も大好きなクレズマー音楽の弾き歌いを。
悲しみと喜びは常に背中合わせにあることや、
東欧の音楽は様々な土地へ渡り旅する中でその音楽がどんどん変わっていることを私自身の音楽人生に重ね、届けさせていただきました!
皆さまありがとうございました!
写真は、中田マエストロと舞台裏にて。
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