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--本文ここから---------
 
長いので記事わけました。>前の記事のパンナさんのご報告から読んでくださいね。
 
 
↓ここから続き。
 
 
パンナさんが書いてくださった文章でもわかるように、摂食障害の食の問題って、食だけの問題じゃ”ない”の。
 
「生き方全体での考え方の癖」が、たまたま食と体重や体型の固執に出てる。それが摂食障害食の問題(のように見える問題)は、生きづらい考え方の氷山の一角なんだ。
 
 
食べ方に関しても、
その他の生き方に関しても
 
「~ダメ、~しないべき(禁止)」
「絶対~すべき(命令)」
自分の心身のが感じる
「したい、したくない」は、後回し。
 
しかもそうやって、禁止と命令で自分を縛ってるのがイイことで、それができないことがダメという”当たり前”になってる
 
だから”禁止の思考の反動”の症状がでる。
 
○食べ物も、~はダメって思考で”禁止”作るから、禁止してるもの(=罪悪感を感じるもの)ばっかり大量に詰め込む症状が出る。食べる”べき”って思ってるものは逆に選べなくなる。
 
○食以外の生き方も、~ダメって思考で禁止を作るから、禁止して罪悪感持ってること(たとえば”休む””やらない””手を抜く””頑張らない”)ばっかり大量に求める反動がでる。

*誰でもやりたくない時、何もしたくない時くらいあるけど、それ”ばっかり”になって ”ツライ頑張りやめたらほんとは投げ出したい、放棄したい、と感じることばっかり” になるのは、”誰でもあるフツーのこと”じゃないんです。
 
 
それをまた、自分は怠けものだから、だらしないから、”我慢”を”頑張って”ないとダメなんだ…っていつもの通り忍耐で乗り切ろうとするんだけど、そのやり方で頑張るほど食欲は暴れるし、しんどく頑張ってないとできないことが増えるばかり。
 
 
ね? 
 
こうしてみると、もうほんと、食でも生き方でも同じこと。
 
自分の心身の~したい*したくない、を無視して、我慢と忍耐で「~べき/べきでないを押し付けている」から、反動がでてるという点で同じことなの。
 
 
私もそれに気づかず生きづらいよーっていってる心と考え方と向き合ってないときは、、良くはなっても、”我慢できることがある程度”止まりだったよね…。
 
なんかのいきさつで、摂食の異常な痩せ願望と過食症状がラクになっても、根本の”生き辛い考え方”が変わらないうちは、何かしらの心身の症状がでていた。
 
仕事の成果に依存したり、
 
人の顔色に依存して対人恐怖になったり、
 
”まやかし”の求められてる”感”に依存して男性依存になったり、
 
食べる一瞬の快の代わりに
買い物依存の一瞬の快でごまかしたり、
 
ただひたすらウツで孤独感感じていたり
 
全てが怖くなってただ引きこもったり、、
 
というふうに、そもそもの生き方考え方の辛さは、いろんな風に出てきたよ。
 
 
そういう生き辛さは、摂食障害の時にすでに同時に抱えてた他の症状も、あった。
 
けど、摂食障害の症状が強いときは、痩せる太る、食べる食べない、運動したしない、しか見えなくなる、摂食障害の症状でいっぱいで、他の異変があっても気づけなかったの。
 
 
治るって、
 
過食衝動我慢して正しいと思ってる食事を我慢してできるようになること、じゃない
 
さらに摂食の症状が治った時点で”心の辛さ”の回復もそこで終わりで、それ以上楽にならない、って意味じゃないからね。
 
(誰もそんなこといってなくても自己流解釈でそう思い込むと、生きる希望なくしがちなので一応書いといた)
 
 
”満感を感じやすい食べものっていうのは確かにあります。
 
けど、食の内容と量で治るのは>体の過食です。
 
(それが治るのも、三大栄養素避けずに食べることはじめて数か月~一年位かかるので、減らすダイエットしてる人はそれも必要ですが。)
 
だけど、とりあえず正しい食事を続けて体の栄養が足りていて体の食欲は正常になりさえすれば、過食とまるわけでも生き辛さ治るでもない。
 
食やそれ以外の生活で、自分がどうしたいかを無視しするのが「生き方の軸」になってたら、遅かれ早かれ、心の栄養(満感)不足が慢性化してストレスは限界をこえ、何かしら症状でてくるの、当たり前だよ。
 
 
人間の心身が健やかに保たれるには、満感も必要だから、です。
 
 
満足感というのは、脳が癒しのホルモンといわれるセロトニンだったり、快楽ホルモンのβエンドルフィンだったりを分泌する、大切な時間。
 
それなのに、癒しや心地よいことを選ぶのを、甘えだとかなんとか言って禁止して、嫌なことに耐えることばかりを正しいことだと思って自分に押し付けるのが「フツー」になってたら、、、
 
 
ストレス発散の選択肢が(痩せる、食べる、成績や業績、恋愛、セックス、アルコール…などの依存対象以外に)分からなくなるのも当たり前。
 
”感じるストレス”も増えるの当たり前。
 
だったんだ。
 
 
なので結局は、太るの嫌だとか食べたいとかの”症状”とは付き合いながら
 
○症状を必要なくらいツライ自分の考え方/生き方に、まずは気づくこと。
 
○一つずつ、他人や常識はさておき、自分がどう感じるかを中心に、ラク*楽*心地いい、を選んでいくこと。それを許可していくこと。

それ積み重ねてたら、依存対象以外に、快楽ホルモンの分泌経路が増えていくので、その結果として、「痩せたい」「食べたい」(または、その他の依存)に集中してたストレス発散方法が、いろんな~したいに分散していく。
 
もちろん、”食”からも、食べていいのか悪いのかストレス感じるかわりに”癒し””楽”も感じられるようになります。
 
 
食以外のことでも、”心地よい”を選択していけば、今はあるのが当たり前になっている生き辛さ(ストレス)や、それによって出ている各種の症状も、必要なくなっていくの。
 
 
ただ、パンナさんも書いてたように
 
摂食障害の症状が先に治っちゃって、今までなら症状に繋がってた”生き辛さ”が残る時期もあるひとはあるんだ。
 
けど、それも、今まで何度も記事にしてるように、プロセスとしておかしくないよ。
 

生きづらさより摂食症状が先に治る人、後から摂食症状が治るひと、自覚症状として色々あるだけだから、人と比べなくていい。

 

食や体型のことだけしか考えられなくなる症状がラクになったぶん、何が辛いのか、本当はどうしたいのか---
 
---そんな自分の心と向きあい考える余裕もでてくるわけだから「治ったのに生き辛い」も楽になるチャンスです。
 
…ていうのもパンナさんが文字にしてくださいましたが、私もそのように、摂食のときもその前後にもあった生きづらさからラクになってきました。

 
キーワードは”許す”
食べ方も生き方も。
 
です。
 
別の方の体験談のせときます💕

 
 
 
2020.追記)
 許すってどーやって?ってことについては→ 許せない人や自分/食べ物/体型を”許す”--その意味と効用とやり方(その2)
 
 
 
 
パンナさん、ご報告とシェア、ありがとうございました。
 
ここまで本当に、私の言葉に納得できなくても、信じようとしてくれて、ブログをお守りしてくれて、ありがとう。葛藤しながらもここまで顔晴って(がんばって)きたあなたの声が、今これを読んでいる誰かの勇気になりますように。
 
 
 
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