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みなさんこんにちは。ステップあやです。
 
今日ご紹介するコメントの”親”の部分は、親とは限らず、兄弟や恋人や配偶者など、親以外の他人に置き換えて気づきがある人もいるかもしれません。

■ 痩せる食べる以外に”したいことが分からない”気持ちについたコメント

byよーこ
03月19日 12:50

3ヶ月くらい前から無気力ななってきて、それまで頑張ってやってきた事が同仕様もなく苦痛になってしまいました。
 
体力精神的両方に限界で
あやさんのセッション受けました。
 
本当はやりたくないストレッチや徹底的な掃除、食べられないのに買わずにいられない買い物等、まだ止められない事も沢山ありますが、少しずつ許せる範囲で減らしています。
 
この記事について私も同じ疑問があります。
 
「食や体重以外の好きな事ややりたい事を見つける為、また、食以外のストレス解消や体重体型以外に自信をつける為、引き出しを作ろうと色々やってみる良い」という何かの情報を読んで以来ずっと続けてきた習い事等が今ここにきて苦痛になってきてます。
 
摂食障害”ばかり”の生活から離れる為にやってきた事も、やりたくなくなったら止めて良いのでしょうか?

これに対する私の返信です。
↓↓
 
byステップあや
03月19日 13:52

>よーこさん
 
偉いね、頑張ってるね。
 
ご質問についてですが、
それをやめてはいけない理由の方が、むしろ分からない。
 
自分の外に探す”良い”のか”悪い”のか(←これ他人軸というやつ)じゃなくて、自分の心身がどう感じているか、したいかしたくないか、で決めていいんだよ。

ただ、したくないのはやってる習い事そのものかもしれないけdれど、そうではない可能性もあると思う。
 
たとえば、”程度”や”量”が「したくない」量や頻度になっていたり、または、人と”成果”を比べて自分が心地よくできる以上に無理して成果だそうとすることが”やりたくない"..etc.
 
そこに気づかず無理してるために、”習い事そのもの”が「もう嫌、全部嫌」…な気がしてる場合もあると思う。
 
あるいは、
 
習い事「以外」の部分で、何かを手抜き許さずがんばりすぎてるから、「習い事が嫌」な気がしてることも、あるかも。
 
習い事がある日はその分手抜きしてもやらなくても問題ないことや、人に協力頼めることも沢山あるはずなのに、”いつも通り””普通””を自分に押し付けてたり、。
 
↑ステップあや 注 )これ全部、私の実体験でもあります。
ずーっとヤリタイコトのはずだから…ってしがみついてた仕事も、心身もの凄く苦しかったのに、”みんな苦しいことなんてあるんだから””…ってひたすら我慢で毎朝葛藤しながらやってたんですね…。”ストレスなんて誰にでもあるし、普通のこと”だと思って我慢で対応しようして病気は加速していきました。

自分のその癖に気づき、会社を自分のためにやめ、新たな”やりたい仕事”のための技術の習得の学校やその後の仕事を始めましたが、またしても、上記理由で”忍耐でがんばってなきゃ続かない辛いこと”になってることに気づいていきました。
 
 
なので、そのあたりを、自分の心や体がどう感じてるか、自分に聞いて検証してみるといいかも。
 
何が本当にやりたくないことなのかなって、自分の心に聞いてみて、それで本当にもう習いごとに興味なくなっただけなら心の声に従ってやめて問題ないと思います。
 
 
私も”やりたくないことづくめの人生”になってたから、それに気づいてからは、自分の感じていることと向き合って、勇気出してやりたくないのにやってることは、色々やめたよ。
 
仕事も、家事の仕方も、人付き合いやファッション、食べ物、運動ぜんぶ。~したいが見えてきたのは、~しないを許したからです。
 
私の場合は「何ごとも嫌でも嫌々やってないとウンコみたいなダメな人になる」という考えが当たり前になってたのだけど、それは親からの刷り込みが大きかったようでした💦
 
 
という返信をしたら、すごい気づきが帰ってきました。
 
↓↓
 
 
母の価値観

byよーこ
03月21日 22:24

先日はお返事ありがとうございました。
 
体重や体型以外の世界を持つ為に始めた習い事が辛くて止めたくなった件、もう一度考えました。
 
あやさんおっしゃるように、物理的身体的に”無理”を押し付けてたみたいです。決して習い事そのものが嫌いなのでは無いと思う。
 
少し余裕が生まれる迄、お休みしようかな、と思いました。

でも、それを母に言ったところ、
 
「今は良いけど、暫くしたら何か見つけないと趣味が何も無いヒトになっちゃうよ。一日中TV観るか数独ぐらいしかやらない、な~んにもしないし友達もいない、酒飲むしか楽しみがない、無趣味で孤独なお父さんみたくなっちゃうからね。」
 
って。
 
これなんだなって思いました。

子供の頃から、私、
母の価値観に反しないように生きてきたんだ。勉強も趣味も遊びも生き方も。

だから苦しかったし、
今も自分軸で生きられない。ヒトの意見や価値観に左右されるのかもしれないって…。
 
 
基本的に私はダラダラするの好きなんです。
インドア派だし。

TVや映画観たり、独りでゴロゴロしながら本読んだり、ボーッと空想の世界に浸ったり、編み物したり、刺繍や折り紙したり、ジッとしてるのが好きなんです。

母は昔から社交的で家事や育児、仕事に忙しくても外に出かけ、多数のヒトと一緒にやる趣味を複数持ってました。明るいし話し好きだし。

かたや私は、おとなしく、どちらかというと独りが好きな父タイプ。
 
なのに、母が喜ぶようにと母の価値観に合わせて生きてきた気がします。
 
今から修正って凄くエネルギーいりますよね。摂食の症状もあるし、気が滅入ります。
 
何から手をつければ良いでしょうか。
 
 
------------------
 
 
これすごく大切な気づきだと思う。
 
何度もそういう記事書いてるけど、”自分のこと”として気づくのって大きいよ。
 
出来れば、よーこさんのお母様のようなことをいってる家族や恋人の立場の人にも気づいてほしいところです。本人のためにというか自分のために。
 
だってその「~べき」持ってることで、別に間違ってない人まで間違ってる気がしてイライラして生きづらいこと、自分も別にいいのに”あ―なってはダメ”って考えでただ苦しくやってることも多いはずだから。
 
 
けど、親のせいでこうなった、って言ってるわけじゃなくて(←これだと親が変わるまで自分は何もできない非力になってしまうので)「自分が自分に、親の価値観を押し付けてるし、今もそうしてるから生き辛いんだな」って気づくことが、大切な一歩なんだ。
 
その生き方でストレスが限界超えたときに、摂食障害の症状が出てきて助けてくれた。
 
まあ実際には”トゲだらけの杖”だから、つかまるたびに痛いんだけど、ほかにラクになる術をしらなかったから。
 
私の場合は、痩せたい食べたいの摂食の症状以外に、他の色んな症状がでてきて、ますます人の顔色や人の評価、仕事の評価に依存して”一瞬の安心”でごま化す症状出てきてワーカホリックになったり、対人恐怖や”うつ”になったり、男性依存になったり。。。などなど、あらゆる症状に繋がったのは、つい先日も書いた通りです。
 
 
よーこさんのコメントに
 
>何から手を付ければいいでしょうか
 
って書いてあったけど、もうすでに、ラクになるために何か始めてるよ。
 
そうやって自分の感情と、その感情を作る思考(べき)と向き合って、自分に押し付けていた~ねば~べきに、気づいていくことが、すでに一歩だから。
 
自分のその生きづらさと症状の追いかけっこに気づいたら、
 
「親/他人の価値観」
「自分の価値観」を区別していく。
 
自分はどう感じていてどうしたくてどうしたくないのか、まずは感じていることを感じてみる。
 
そして、他者ではなく、自分の体の声心の声を聞いて、自分の人生を決めていく。
 
親と違う自分の考え方や生き方も、自分はこう思う、私はそうじゃないって思うなら、言うとおりにしないでいいし、自分の考えは相手にちゃんと伝えてもいいんだ。
 
というか、言わないと相手も、自分が良かれと言ってる~すべき、~べきでない、がまさか負担になってるなんてわからないから。
 
 
ということで、何から手を付ければ、、という質問については、もうよーこさん、自分の気持ちと向き合って、自分の気持ち確かめて、自分でどうするかを決めてるし、自分の気持ちをお母さんに伝えることもしたし、もうすでに、知らないうちに”手を付けて”ると思うよ。
 
 
そのあとは、そういう言い方(特に無趣味も、家にいるのも、ダメじゃないのにダメで恐ろしいことのようにいわれること)が、これからも続いて、言わないでほしいなって思うならば、その気持ちを伝えることが、その先の一歩かもしれない。
 
 
だけど、自分が自分の軸で生きてくってことは、それで失敗しても、人のせいにはできないということでもある。
 
だから不安だけど、自分で決めて、それで失敗しても、失敗から何か学んで、次はこうしてみようって自分の人生を自分で決めていける自由がそこにはあります。
 
人生の舵取りを自分でできる爽快感や安心感は、体型や体重や人の評価次第でなくならない自信(自芯)に繋がるはずです。
 
苦しいダイエットで体型だけコントロールする安心や過食で自分を無にする麻薬的快感や他人の顔色や評価で感じる一瞬の安心なんかより、ずっと心地よいものだよ。
 
私も、そんな自芯とそんな心地よさが人生を占める”割合”が増えるにつれて、段々と苦しい症状は必要なくなりました。
 
回復ってそういう気づきと自分のための一歩の、積み重ねだと思います。
 
 
----
 
わたしも丁度先週、最近、父の「私を大好きでたまらないからついやってしまう”価値観/行動の押し付け」でひと悶着あり、当時の頃のこと、母のことまで、悲しかったことを、たくさん思い出しました。
 
私の母は亡くなっているので今回は父なんですが、私が大切でだからこそ心配で、だからこそ色々な「~べき」を言ってるんだな、って分かってるんだけど、とても悲しかったし、もの凄い怒りがわいてきて。
 
でもあの頃と違うのは、私はもう、父の言うことが、たとえ一般的に世間的に正しくても常識でも、父の言いなりにはなりませんでした。
 
結果的に大好きな父を傷つけることになって私も泣いて、その時は後悔もしたけど、今は後悔はしていません。
 
親/彼とのコミュニケーションで悩んでる方のコメントやメール、いくつも目についたので、今度は私のそんな話を書こうと思います。
 
 
続きはこちら
 
 
今日も最後まで読んでくれてありがとう✨
 
 
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