せっかく描いたイラスト一枚
入れ忘れたから追加します
さて
美しい蝶
アサギマダラ
に会うための登山だったので
『ア』詐欺に遇うくらいは仕方ない
しばらく行くと食草のキジョランが
沢山見かけられるようになります。
そして・・・
(イモムシ注意ミニミニだけどね)
いたっ!ミニミニの
アサギマダラいもちゃん(2齢)
ちっちゃ~い!
(老眼で見えない~)
こういう時に、
よく知っている人と一緒だと
すごく楽しいです。
「2週間前にはお母さんがいたんだ~」
と、わさびさん。
なるほど。卵を産んで、2週間で
2齢幼虫になるんですね。
食草を知ってて
食痕を知らないと
絶対見られない貴重な幼虫。
きれいな蝶は見られなかったけど
大満足です。
(成虫もいつか見たいなぁ。)
しかし・・・それ以降
そんなここっとさん(とエミ)の背後から
世にもアヤシイ笑い声が
何度も何度も
聞こえてくるようになったのです
これは・・・まさか・・・
高尾山に棲むという妖怪
気女乱!?
(ちなみに、アサギマダラの食草の
キジョランは、鬼女蘭と書くそうです。
種についている白いほわほわを
鬼女の髪にみたてたんだって)
その声の主は…
アサギマダラに会えた嬉しさのあまり
突然くねくねしながら笑いだす
わさびさんだった。
気女乱ならぬ熟女御乱心
さて、ここで生命の神秘を語ります!
もう本当にスゴイの。
こんな小さなイモムシが・・・
見て見て。丸い跡がついてて、
その真ん中にいますよね。
気女乱・・・もとい、わさびさんの
解説によればこの葉っぱは毒草。
アルカロイド系の毒があります。
(ガガイモ科だからな)
小さな小さなこの幼虫は
まず丸く噛み跡をつけて
そこから毒の汁が抜けるのを待って
真ん中の部分を食べるのです。
だから、アサギマダラの若齢幼虫の
食べ跡は丸いんです。
(大きくなると、真ん中の葉脈を噛み切って
折れた葉にぶら下がって食べるそうです)
幼虫のいる葉っぱ。
表から見るとこんな感じ。
すごい!
こんなに小さな昆虫のこの知略!
どうやって学んだの!?
不思議!不思議!
これぞ
生命の神秘ですね!
こちらの成虫の写真はわさびさんから
お借りしました。
ここっとさんも見たいよ~。
わさびさんの記事はこちら
この記事大爆笑
ここっとさんとエミの食欲に付き合った
わさびさん、なんと腹ペコいもむしばりの
腹痛になったって!
ゴメン涙でるほど笑った。
エミ目線の記事はこちら
おまけ
妖怪気女乱の笑いが止まらない動画。
動画に撮られまいとするのですが
エミに「どうせマンガに描かれるわよ」
と突っ込まれています。
くねくねしているのが
お分かりになるかと思います。
静かな山道でいきなりこの
不気味な笑い声が後ろから響いてきたら
超絶コワイんですよ!
でた~!