少し日にちが経ってしまいましたが、12月中旬に2泊3日で回った沖縄を数回にわけて紹介します。
今回は道の駅巡りではなく、友人数名とのグループ旅行です。
最初に訪れた場所は那覇空港からほんの15分ほどの距離にある
瀬長島(せながじま) で、私も初めて行った場所です。
“瀬長島” は那覇空港の南1.5kmに浮かぶ離島で、本島とは長さ600mの “瀬長島海中道路” で繋がっています。
島の周囲はわずか1.8kmで、面積も0.18キロ㎡しかありません。
この島が脚光を浴びるのは、那覇空港から離陸した飛行機が島の真上を通るからです。
海を隔てた向かい側にあるのが那覇空港ですが、今飛行機が飛び立ったのがわかりますか?
ほぼ真下から飛行機のお腹の部分を見上げるのも圧巻です。
これが頻繁に上空を飛ぶわけです。
この島がある “豊見城市” では2012年から観光開発事業に着手し、その年に “瀬長島ホテル” がオープン、そして2015年8月には商業施設である “ウミカジテラス” が開業しました。
その “ウミカジテラス” というのがこちらです。
この島の最高地点は海抜33mなのですが、海から小高い丘にかけての傾斜地に、その地形をそのまま生かし、階段状に商業施設が作られています。
小さな島に現れた真っ白い外壁の建物群は、まるでエーゲ海にでも来たような雰囲気です。
これだけでは全体が分かり難いと思うので、1枚だけホームページから写真をお借りしました。
(瀬長島HPより)
丘の最上部にある黒っぽい建物は “瀬長島ホテル” です。
海中道路を渡って島に入り、すぐに左折するとここへやってきますが、島を周遊する道路の大半は一方通行になっています。
そして広い無料の駐車場も完備されているのですが、なぜかこの日は道路にもたくさんの車が停まっていました。
ここには全部で42の店舗が入っており、その内の38店が飲食物販店、体験・マッサージのお店が4店で、更にFMのサテライトスタジオもあります。
敷地内には無料の公衆無線LANも整備されています。
店舗もお洒落で、いかにもトロピカルな雰囲気が味わえます。
更にここからの東シナ海の眺めも格別です。
沖合では、なにか橋を架けているような工事が行われていました。
お店の人に尋ねてみると、那覇空港の滑走路の増設工事なのだそうです。
海中に新しい滑走路ができるということでしょう。
私たちは店舗のひとつに入り、海を眺めながらのんびりとスイーツを味わいました。
那覇空港から一番近い新しいリゾートアイランド、是非立ち寄ってほしいと思います。
次回は、平和祈念公園をご紹介します。