富士山より高い「玉山」登頂 -その1-
https://ameblo.jp/ryunohane/entry-12395303157.html
富士山より高い「玉山」登頂 -その2-
https://ameblo.jp/ryunohane/entry-12395306587.html
富士山より高い「玉山」登頂 -その4-
https://ameblo.jp/ryunohane/entry-12395312143.html
富士山より高い「玉山」登頂 -その5-
https://ameblo.jp/ryunohane/entry-12396025068.html
富士山より高い「玉山」登頂 -その6-
https://ameblo.jp/ryunohane/entry-12395326980.html
富士山より高い「玉山」登頂 -その7-
https://ameblo.jp/ryunohane/entry-12396032125.html
玉山頂上は、本当に素晴らしいのですが、如何せん寒い、風も強しい・・・
いつまでもそこにいるわけにもいかず、排雲山荘に戻ります。
明るくなって、周りが見渡せるようになると、
自分が登ってきた絶壁の強烈さに、身がすくみます。
いくら怖いからと言っても、戻らないわけにはいかず、
決死の思いで下りました。
排雲山荘に戻ると、暖かい麺が用意されています。
日本でいうところのにゅう麺みたいな感じ。
お味は、可もなく不可もなく(笑)
麺を食べ終えた人から、荷物整理をして、下山準備です。
排雲山荘から登山口までの8.5キロを下らなければなりません。
登りに比べたら、マシかもしれませんし、
空気はだんだん濃くなっていくので、身体は楽になっていくはずですが、
なんせ疲労が溜まっています。
寝不足でボーっとするし、もう足首なんて、ヘロヘロ。
ちょっと油断したら、足を捻ってついてしまいそう。
重たいリュックを担いで足を捻ったら、捻挫間違いない。
結構緊張しながら降りてきたので、帰りの8,5キロも長いこと長いこと。
登山とは、登頂に立つことがゴールなのではなく、
登山の入り口に無事に帰りつくことがゴールなんだと思います。
現に有名な登山家たちが登頂を達成しながら、
戻ってこれずに命を落とすことは珍しいことではありません。
こうして、ワタシの玉山登頂は、無事成功しました。
ところで、山登りやマラソンは、精神的修行のために行う、
みたいなことを前に書きましたが、
もうひとつ山登りやマラソンにを行う理由は、
どちらもゴールがある、と言うこと、だと思います。
ゴールに到達した時に、達成感を味わうことができます。
やり遂げた自分をメチャ褒めてあげたくなる。
この達成感というものは、本当に気持ちがよく、クセになるんです。
しばらく感じられないと、それを味わいたくて、
味わえそうな何かを、するのかもしれない。
それで登ったり走ったりするのか?
実際に成功している経営者の多くは、マラソンやトライアスロン、
そして登山などを嗜む人が多いです。
思うに、彼らは皆、分かりやすいゴールと達成感を
求めているのではないでしょうか?
仕事や人生って、ゴールが見えないので、
どこまで頑張ったらいいのかわからない。
そこにいくと、ゴールがあるものは、
とりあえずゴールまで頑張ればいいわけで、
達成感が味わえて、イイと思うのですよね。
なぁんて、私はまだまだ未熟モノですが・・・
でもね、この玉山登頂で、ワタシ自身、
なにか大きなモノを得たような気がします。
全てのモノに感謝します。ありがとうございます。