無い方が幸せ | 仏光さんの心の相談室

無い方が幸せ

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昨日は本当に仕事が忙しく、もちろん筋トレどころではありませんでした。今日は時間いっぱいまで仕事をして、出雲行きの飛行機に飛び乗る予定です。たぶん昼食は車の中でおにぎりなどを食べながら空港まで行く事になると思います。

 

私は仕事が忙しいというのは本当にありがたい事だと思っています。忙しい仕事をできるだけ長く続けられるよう、身体もできるだけ鍛えておきます。でも今回の出雲大社詣では私にとって今まで一年間頑張ったご褒美ですね。ちょっとゆっくりした時間を過ごしたいと思っています。身体の筋肉もお休みですね。

 

一生懸命働くと休日がとってもありがたく感じられます。退職して時間が余るということは無いので、多分私の場合は死ぬ前の日まで休日がありがたく感じられるのかなと思います。これは何でもそうですね。お金がいっぱいあっていろんな物が揃っていると、それを一々ありがたいなどとは感じません。

 

でも普段から質素倹約していて、何か思わぬお菓子でも貰ったりすると、そのお菓子がとってもありがたく感じられます。普通世間が求めるような社会的地位や収入を得るのは良いのですが、実際そういうものを得ると幸せがなかなか感じられなくなります。

 

私は以前外資の社長をしていた時は、アメリカ上場企業の経営陣としての社会的地位とか収入とかがありましたが、そんなに幸せを感じるという事はありませんでした。それよりいつも自分が得たものを失う恐怖がどこか心の中にあったような気がします。だからより一層売り上げとか利益を上げるように働くのです。

 

でもその時は実際に働いているのは社員で、社長の私は手形にハンコを押しながらどこか焦っていただけだったと思います。まあそういう生活より今の仏光さんの方が100倍以上私は幸せなのですね。先週くらいから私の住んでいる山の上ではウグイスがよく鳴くようになりました。「ああ今年もウグイスが鳴くようになったな」とただそれだけで幸せを感じます。

 

道端に赤い椿の見事な花が咲いています。その花をよく見るといかにも精巧に作られていて、「自然は立派だな」と思います。そしてそれだけで幸せな気分になります。だから幸せを感じるためには、社会的地位も含めてあまり物は持たない方が良いし、普段から質素倹約に努めている方が良いですね。ささやかなものでも簡単に普段の生活の中で幸せを感じられるようになりますから。

 

これはただ貧乏が良いという意味ではなくて、禅道場の生活ように必要最低限の生活の中で心を育てるという環境が人を育てるのです。ただ貧乏をしているとみじめで浅ましくなっていきますが、必要最低限のものがあれば、そこからのお金のやりくりは工夫なのです。貧乏と思うとみじめになりますが、工夫と思えば楽しくなります。これも心の置き所一つですね。

 

明日は出雲の神様にお会いしてきますが、私は「いつもありがとうございます」と感謝しに行きます。「ああしてください。こうしてください。」などと言うお願いではないのですね。あとは出雲の神様にお任せして、自分がしなければならない事を一生懸命しながら生きて行きます。「小欲知足、(欲を少なく足るを知る)」は幸せへの法門ですね。

 

合掌

 

仏光

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