正常性バイアス | 仏光さんの心の相談室

正常性バイアス

仏光さんの療法院サイトはこちら

 

仏光さんの電話お祓いはこちらをクリック

 

仏光さんの心の電話相談室はこちらをクリック

今日も朝の暗いうちからロードバイクトレーニングです。山の上は少し寒いけれど、汗をあまりかかないので気持ち良くトレーニングができます。今日は真っ暗の中を走っている時に、山の斜面でガサゴソ音がして、「あ、イノシシだ!」と思いましたが、道に出てくる気配はなかったのでそのまま走って通り過ぎました。今日も気持ち良く10.5km走りました。

 

昨日は昼に時間があったので、またロードバイクで富士山に向かって坂道を登って行きました。前回急な坂道で引き返したところまで行って、やっぱり今回もしんどいので引き返して帰ってきました。カーブで先が見えないのですが、もう少し登れば少し楽になるのかも知れません。今度車でその先がどのようになっているのか偵察に行こうと思っています。

 

もしかしたら私は大変無謀な試みをしているかもしれないので、ちょっとその先の道を見てきますね。昨日も結局は朝練と合わせて35kmほど走りました。私は日本に居てこんなのんきなことをしていますが、本当に世界で猛威を振るっているコロナ感染の状況は予断を許しませんね。

 

イタリアでは第2波の感染者が50万人になるなど本当に深刻な事態です。ヨーロッパではまたロックダウンが始まっています。アメリカも相変わらず深刻な状況です。一方日本では今までの感染者全部合わせても9万7000人くらいで、その内約9万人はもう退院しています。死亡した人も累計で1700人ほどで、欧米の状況とはあまりにも違います。

 

私はアジア人の遺伝子の違いがこの差を生んでいると思っています。これほどの差は文化の違いでは説明できません。アジア系の人と欧米の人とでは感染や発病状況にはっきりとした違いがあります。本当に世界の人の事を考えると胸が痛みます。

 

私はコロナウイルスのワクチンはなかなかできないと思っているし、できてもすぐには接種しません。焦って作っているので色々な副作用があると思います。また日本ではインフルエンザのワクチンを国民行事のように接種していながら1年間に1000万人が感染しています。

 

ワクチンを接種していない人がインフルエンザに感染しているのならまだ話は分かるのですが、ワクチンを打っている人でも関係なく何回も感染しています。またインフルエンザは治療薬があるとされながらも年間1万人が亡くなっています。結局はワクチンではなくて、その人の免疫力が病気になるかならないか、死ぬか死なないかを決めているのです。

 

コロナワクチンができたとしても、こんな程度のものだろうと思います。まあコロナが流行りだしてからインフルエンザはなりを潜めていますね。みんなマスクをして手洗いをしていたらインフルエンザにも感染しないのです。

 

もうすぐ1年になりますが、コロナウイルスの感染者が9万7000人で、昨年までのインフルエンザの感染者数が年間1000万人です。コロナウイルスによる死者が1700人くらいで、インフルエンザによる死者が年間1万人です。私はこの感染者数と死亡者数の客観的数字から、日本人の場合はコロナよりインフルエンザの方がよほど怖いと思っています。

 

コロナが終わると景気が急回復するとのんきなことを言っている評論家が居ましたが、私はコロナで人類の行動パターンが一変するし、文化も変わると思っています。たぶんこれから感染が続いていくと世界は立ち行かなくなるし、もちろん大会社も立ち行かなくなります。

 

航空機産業などまさにそうですね。今まで人類が経験したこともないことが起こると私は思っています。でもこれはもっと人類が心を大切にする新しい世界への出発点だとも思っています。もしかしたらこのペースでコロナによる人間の自然淘汰が進むと、将来人類はアジア系だけになるかもしれません。

 

人の心には「正常性バイアス」というものがあります。危機的状況の中でも何とか「まあ普通だな」と思える心理状態の事です。正常性バイアスはある意味心の防衛機能と言えますが、物事をあるがまま見ることも阻害します。大雨が降って裏山が崩れかけているのに、「まあ自分の家は大丈夫だ」と思い続けて、結局は逃げ遅れて死んでしまったりするのが正常性バイアスです。

 

このコロナウイルスに関しても人々の心の中に正常性バイアスが働いて「まあ、また元に戻るだろう」と思っている人も大勢居ます。でも、私たちは今こそ客観的な数字を基にあるがままを見て、評論家や政府の御用学者の言うことを鵜呑みにするのではなく、自分の頭で考えるべきです。

 

危険は危険だし、安全は安全なのです。こういう時こそ自分の正常性バイアスを外して客観的に物事を見るべきですね。お釈迦様は苦から逃れる八つの正しい道「八正道」の最初に、物事をあるがままに見る「正見(しょうけん)」を挙げています。

 

「正見」がいつも私を苦から救ってくれていると思いますよ。大勢のすることを「みんながやっているから」とまねるのが日本人ですが、そういう自分を振り返る機会もこのコロナ感染が与えてくれているのかも知れませんね。物事をあるがままに見る心の姿勢をみんなで大切にしていきましょう。それが新しい私たちの世界を切り開いていきますよ。

 

合掌

 

仏光

仏光さんからのお願い

下二つのアイコンのクリックをお願いします
 

人気ブログランキング参加中。クリックをお願いします

禅僧 仏光さんの心の相談室-バナーブログランキング

 

ブログ村ランキング参加中。こちらもクリックをお願いします

禅僧 仏光さんの心の相談室-バナーブログ村

 

仏光さんの心と体の学校Webサイトはこちら