みんなのマッサージ生活

マッサージ師とマッサージセラピスト

最近、マッサージセラピストと称して業を行うものが出てきました。

マッサージセラピストという呼称は、日本国内においてマッサージ師が使用することは少なく、使用する者の多くは「あん摩・マッサージ・指圧師」免許を持たない、いわゆる無免許の方が呼称することが多いようです。

各都道府県衛生担当部(局)長あて厚生省健康政策局医事課長通知（医事第五八号）には以下のことが記されています。

１　医業類似行為に対する取扱いについて

日馬富士関の暴行事件がテレビや雑誌にて賑わいを見せていますが、本来なら被害者でもなく、加害者でもない貴乃花親方のバッシングが目につきます。

バッシングの内容の一つとして、伊勢ヶ濱親方(元横綱・旭富士)が、日馬富士関とともに謝罪のために部屋を訪れた際にすれ違いとなったこと。

この話について、すれ違うことになった前提があることをどれだけの方が知っているのだろうか？

伊勢ヶ濱親方(元横綱・旭富士)が、日馬富士関とともに謝罪するために貴乃花部屋に行く場合、予め連絡があってしかるべきであり、この場合も連絡がなされています。

なぜ、連絡があったとわかるのか？

これは、伊勢ヶ濱親方が貴乃花親方を乗せた車が行ってしまうときに、「行っちゃったよ。遅刻したからかな」といっています。

そうです。

伊勢ヶ濱親方は謝罪するために、貴乃花親方の時間をわざわざ拘束したのにもかかわらず遅刻しているのです。

伊勢ヶ濱親方(元横綱・旭富士)も、日馬富士関も「礼儀と礼節」という言葉をよく用いますが、最初に「礼儀と礼節」を欠いているのは伊勢ヶ濱親方や日馬富士関なのです。

被害者である貴乃花親方からすれば謝罪を受け入れる素地を作ったのにもかかわらず、それを反故にされたと感じても不思議ではありません。これは、貴乃花親方がいうところの相撲道の品格や関取の品格を落としている行為にもつながるように感じます。

その後、加害者である日馬富士関が被害者に誠心誠意、謝罪しているという話もニュースにすら出てきていないですし。

日馬富士関の暴行事件と伊勢ヶ濱親方の日馬富士関両名の礼儀と礼節が疎かになっている話が、いつの間にか話題のすげ替えが起こり貴乃花親方が悪いとなって今に至りますが、今一度、原点に戻り暴行事件と関取の品格について議論すべきなのではないでしょうか？