7月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1288
ナイス数:15
書楼弔堂 炎昼の感想
「天狗」を読んで、もしかして、あの登場人物の家系につながるの?とうっすら記憶に残っていた塔子嬢の名字が気になり再読。予測とは 違ったけれど、ここ数年、薩摩武士の印象が悪くなる小説ばかり読んでいる気がしてきた。
読了日:07月30日 著者:京極 夏彦
旅ドロップの感想
この本に登場する友人は「都の子」のくれあかな。過去の旅行記はそこら辺の話の補足になっており懐かしかった。 小説だと作品によってはついていかないと感じるものもあるけれど、エッセイは間違いなしに面白い。 紹介されたMAPSという絵本が気になったけれど、調べたらお値段が結構なことと英語なことにしり込みしてしまった・・。
読了日:07月16日 著者:江國 香織
今昔百鬼拾遺 天狗 (新潮文庫)の感想
鳴釜の美弥子嬢まで登場して面白い導入だったのに、ラストでもやもや。 今回の3社横断企画の出版社の編集者の対談集でも話題になっていたように、敦子嬢だと真面目で京極堂みたいなはったりがないから(呪ったりしないから)そういう結末になるのは当然かもしれない。
読了日:07月10日 著者:京極 夏彦
家守綺譚 (新潮文庫)の感想
亡くなった友人が掛け軸から登場しようが、植物や動物の超常現象があろうが、超然と受け入れる綿貫氏に憧れる。
読了日:07月03日 著者:梨木 香歩
読書メーター
7月は京極堂と江國さんという2大好きな作家さんの
新作を読めて楽しかったです。
昨年の海うそもそうですが
幕末の薩摩武士の正義になった横暴さが・・。
一つの悪者像が出来上がりました。