会社のコアを理解してエネルギービジネスはすべきである | マルハビ日記

マルハビ日記

マルチハビテーション・田舎暮らしなど移動しながら仕事をする会社員のお話。
都会暮らしを残しつつ、田舎にも生活の拠点を持つ‥‥。理想的な生活だと思います。
そんな双方生活の面白い??話 移動しているといろいろ考えてしまいます(笑)

三重の自宅の朝です。昨日は小生の53歳の生誕祭であった。何もこの歳になると祝うことはないのだが、フェイスブックなどのお祝いはさすがにうれしいと感じてしまう。

 

エネルギービジネスをやっていると、皆さん非常にネットとか色々な情報で制度や仕組みを解説するところまでは、やたらと出来る人が多い。このビジネスをやっているとほとんどの人はそんな人である。私はそんなところはどうでもいいとは言わないのだが、その先の内容をどう作るかということが非常に大事だと思っている。

 

例えばだが、電気でやれば電力会社の方が強いし、いくら分散電源をしっかり法律で担保しても大手電力会社には敵わない。ドイツの自由化が4社くらいの電力会社に集約されたということである。シュタットベルケがあるという人がいますが、これちゃんと役すると市の仕事的な内容でよくよく考えるとドイツの場合、熱供給公社が多いのでその数字を入れている。

 

この指摘は早くからドイツとエネルギービジネスの打ち合わせをしていたので、指摘として入れていたのだが、なかなかこの事実まではいかない。従って金融商品で儲けられるとなってしまう。そうではなく、コアは、地域のために働き、そしてコアの工事をもっていて、エネルギービジネスに参加できるというところをすべて忘れている人が多いのである。

 

ドイツも言って現場で打ち合わせすると、その現場を回す知恵が凄まじくあるだけであるし、よくよく聞いてみるとコントローラーは日本製であったりする。良く言う日本のシーケンサーである。そんな形で、自分たちで自分たちのネットワークをしっかり地元の電気工事会社が守っているというのが正しいのである。

 

そんな中で異業種のガスや石油会社が電力事業をしたくよく相談に来るのだが、来る人来る人自分たちの強みを否定する人が多い。小生は電力事業とは上記のような理由で電力会社が強いので、その敵と一緒に部材を作って仕組みを作ってやっている企業に打ち合わせを来ること自体が少し?と思いながら・・・皆さんここらへんは非常に勉強していないことが良く判る。

 

私の会社の儲けの源泉は、電力会社と一緒に電力会社周辺部材を作ることなので、ガスや石油会社と儲ける源泉はないのである。そこをまず理解していない人も多い。私はそんな中でも難しいですよとはちゃんと説明をしている。そして御社のコアは何ですかと聞きながら仕事を進めているのだが、皆さん魔物の電気を売りたいとかエネルギーをカーボンフリーにとか言い出す。そんなこと言えば電力会社の思うつぼである。その計算式の大元は省エネ法で、省エネ法の制度設計や計算手法は、電力会社が半分作っているのである。そう皆さん間違ってしまうのである。

 

そんな市場で実は勝負するとガスと石油は負けるので、運輸や水素をどう使うかをちゃんと議論しないといけないのである。そのミックスに電気とすればいいのである。しかしその内容にいかない人も多いので、大変ではある。

 

制度や仕組みを理解するとそこで儲けられると思ってしまうのだが、少しそこには問題があると思いながら・・・やっぱりみんな電気で勝負したら、ガス会社や石油会社は潰れてしまうのだが・・・