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株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

宅建士は試験問題が解けない

2019年05月21日 | 不動産業界

池袋の暴走事故

加害者が病院から出て来たと言う事で映像が流れましたが

よぼよぼでしたね。

あれで良く運転してたと思いますね。

警察は飲酒運転を取り締まりますが

あの人はそれよりひどい訳ですから

時には飲酒運転と同じようにお年寄りも抜き打ちで取り締まって

まっすぐに歩けるかどうか?

それを調べる事も必要だと思いますね。

あんなに弱った人が車を運転してると思うと

背筋が寒くなります。

しかしこの免許

いつも不思議に思いますが

それを取得するときにはその技能が備わってる訳ですが

実際に何十年も運転して老いると

とても免許なんか取れない状態になるんですよね

でも一度与えた免許は原則的に取り上げない

これが今の社会ですから

ある意味

無免許者がたくさん公道を走ってるのと変わらないって事になります。

本当に怖いですよね。

そろそろ高齢者の事故に真剣に取り組むべき時期が来た

私はそう思います。

この免許は運転免許以外にもたくさんありますが

これらも全て似たような物で

免許を取得して何年もすると

新たに試験を受けても合格点が取れない

これが当たり前の状態です。

私たちが一番関係する宅建士も

私自身時々宅建問題の解答にチャレンジする事がありますが

残念ながら勉強せずに合格点を取るのは難しい

そんな感じです。

って事は

免許を取っても

実際に業務に入ると

皆さんその能力を失う訳で

不動産の世界も実際には無資格者だらけ

って事になりますから

これまた恐ろしい世界?

ではありませんね

宅建士の免許を取って数年もすると

皆さん誰も合格点を取れなくなるのは

試験問題が実務で役に立たない事が多いからです。

逆に言えば

試験を通ったからと言って

すぐに実務で通用する訳ではありません。

試験は実務のほんの一部であり

実際の仕事では膨大な知識が必要になります。

例えば宅建の問題には出て来ませんが

都市ガスとプロパンガスの値段の違い

これはお客様にとっては切実な問題になりますから

不動産屋は大まかにでも把握しなければならないのです。

また税金についても

税法だけ頭に入れて置けば良いって訳ではありません

実際には税務署がどう判断するか

これが実務では欠かせません

その他にも水道の水圧だとか

下水管の高圧洗浄とか

風呂釜が作動しなくなったときの対応とか

とにかく不動産の世界では

宅建問題に出て来ない

膨大な知識が要求されるのです

少し乱暴に言えば

宅建の問題は

実務に必要の無い知識が大半で

実務では教科書では学べない事がほとんど

そう捉えた方が良いでしょう。

ですから

実務に携わってる内に

宅建免許の合格点が取れないのは

ある意味自然な事なんです。

これは多分

医者だとか弁護士だとか

あるいは教員だとか

大体似たような物だと思いますね

ですから

聖路加病院の日野原先生なんかは100歳を超えても現役でいられた訳です。

そんな感じで

実務を積めば

改めて試験に通る必要もなくなる訳ですが

まぁしかし運転免許だけは別ですよね

車は凶器ですから

技能が衰えたら再試験で

再度ふるいにかける

是非やって欲しいものです

幸いこれから科学技術が発展しますから

能力が低下したら

自動運転専用免許

みたいなものに切り替える

これもありかもしれません。

とにかく私自身は

今回の池袋の事故やら滋賀の事故やら

小さな子供がお年寄りの犠牲になる

同じ年代の孫が二人いますから

本当に辛いのです。


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