駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

社長の身代わりで殺されかけた男

2019年10月15日 | 不動産業界

先日少し書いた

社長が反社会勢力の構成員になってしまったために

銀行やらなんやらが一気にその会社の排除に動き

結果実質的に業務ができなくなってしまった会社

社員が大変困ってしまいあれこれ話しをしていますが

この社員の方の口からとんでも無い話が出て来ました。

それは数年前ですが

ある男が会社に突然やって来て

社長を出せ

って話しになったそうです。

しかし社長はあいにく外出していましたので

その社員が対応したそうです。

でその押しかけた男

あまりにもガラが悪いので

その社員も強く対応したそうです。

すると

その男

いきなりドスを脇の下からだして

襲いかかったそうです。

まるでヤクザ映画ですよね。

で胸を刺されてしまいましたが

血まみれになりながら

必死に近くにあったイスを投げつけたそうです。

最後は犯人がひるんだ隙に

裏口から出て逃げたそうです

50M位走って

記憶があるのはそこまで

意識が戻ったのは

数日後の病院だったそうです。

で激痛の中

何があったか聞くと

結局7時間の大手術の末

命だけはとりとめたって話しです。

その後社長が見舞いにやってきて

自分を殺しに来た男に

身代わりでやられた訳ですから

深く誤り

もう会社は閉めたい

って話しをしたそうです。

するとその方

自分は命をかけて会社を守ったのに

そんな事をされては自分がこんな目になった意味が無い

って言った訳です

それから

今に至るまで会社は営業してきましたが

ここに来て

その社長さんはヤクザになり

会社は実質倒産した訳です。

実はこの後の話しがもっと面白いのですが

これ以上書くと

今度は私のところに殺し屋が来る可能性がありますから

この位で止めさせていただきますが

この方の話しで

本当に色んな事を考えさせられましたね

一番思ったのは

社員の会社に対する思いです。

とかく経営者は

自分が作った会社だから

自分の物

だから

廃業しようがどうしようが自分の勝手

なんて考えがちですが

これ大きな間違いですよね。

社員はその会社で生活の糧を得てる訳で

社長のきまぐれで止められたらたまったものではありません。

むしろ今回の事で感じるのは

時には

社長より社員の方が会社を守る意識が強いって事です。

会社にいて死にかけたのに

その会社を守ろうとする社員

まあ滅多にいないのかも知れませんが

しかし人によっては会社の存在はそれだけ重いって訳です。

私自身

一時期もう仕事は十分した

って思いがあって

沖縄に戻って老後の生活

なんて考えていましたが

今は諦めました

数年前に

会社を経営する事は

社員の生活を最後まで守る事

これを強く思い知らされたのです。

よく考えれば

社長の都合で廃業するなんてひどい話しですよね。

まるで長年連れ添った奥さんに

もうお前は飽きたから離婚しよう

って言ってるような物です。

社員は若い時期から会社に人生をかけて来た訳で

中年になってから

放り出されてはたまったものではありません。

会社を経営する事は

ある意味自分の人生は諦める事

今はそう思っています。

これから起業する方達は

その辺も意識した方が良いでしょう。

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