新加坡のやたらと制限が多い空港へ | プライベートジェット機長が見た「超」大富豪の投資の世界

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大富豪の象徴であるプライベートジェットの機長として日本人で唯一、
世界最速で大富豪を生み出す国・中国でフライトをマネージする
Captain Kayが、日本では決して見ることができない世界へあなたをいざなう。

今回、メンテナンスの目的でシンガポールへ行くことになった。

シンガポールへのフライトは以前いたエアライン時代以来なので8年ぶりだ。

 

シンガポールへのフライトというとチャンギ空港を思い出す人がほとんどかと思うが、今回行く空港はここ。

 
場所はここ。

シンガポールの北部に位置するセレター空港だ。

 

この空港、滑走路が約1,800mと短く、エアラインが使うような空港(滑走路3,000m~4,000mがほとんど)ではない。

またILSやVORといった航法設備もなく、下記のチャートを見てもらえればわかると思うが進入方式がNDBからのvisual approachのみだ。

 

 

北風が強い時のvisual approachは他空港との空域と騒音の制限から飛行できるルートが厳密に決められており、大型ジェット機ではminimum circleを行うルートとほぼ同じだ。

制限が多い進入方式なため、けっこうviolationがあったりするようだ。

 

↑黄色い枠の上空は飛行してはいけないエリア

 

したがって風が弱い時には北から直線進入でのvisual approachがほとんどだという。

 

 

 

ということでもうすぐ雨季になるシンガポールへ近づく。

 

 

 

風も弱いので北から直線進入できそうだ。

 

 

滑走路が見えてきた。

タワーコントロールに「Airport in sight」とレポートして、進入許可が出た。

あとの進入は目視のみで行う。

ちなみに現在NOTAMで手前にあるクレーンに航空障害灯が設置されてないという理由で夜間の直線進入はできないからね。

 

 

着陸後の誘導路。

 

 

ビジネスジェットかメンテナンスで来た飛行機ばかりだ。

 

 

 

 

 

こういうエアライン勤めだとまず来ないような空港に来るのもビジネスジェットオペレーションの面白いところだ。

 

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シンガポールの雨季は来月くらいかららしいのだがずーっと曇り時々雨の天気だ。

 

 

 

 

ホテルにチェックイン。

今回はシンガポールいちの繁華街オーチャード通りに近いところのホテルをとってくれたよ。

 
おっ、蘭だ!
蘭はシンガポールの国花だね。
昔、エアラインにいたころはよく彼女のために買っていってあげたなあ........(笑)

 

 

緑が多くていいところだね。

 

 

 

少し眠った後、晩御飯のためにオーチャード通りの方へ。

 

 

 

 

おおー、なつかしい。

昔よくこのあたり来たねえ。

 

 

 

 

20年くらい前に来ていた時はこのあたりの怪しげな店でエアラインのロゴが入ったクルータグを買ってきてたりしたな。

↓こんなやつね。

 

Copy rightなんて関係ねえって感じのコピー商品です、はい。

 

最近はもうないのかな?

っていうかエアライン辞めちゃったからもう関心ないけど。

 

 

私がシンガポールで気にするのはこれね。

シンガポールローカルフードの「キャロットケーキ」。

 

 

キャロットケーキとは言ってもにんじんは使っていない。

大根餅を使ったオムレツのような食べ物だ。

黒い方はダークソースで味付けしてあり味は甘め。白い方(黄色い方?)はチリが効いた辛めの味だ。

 

 

キャロットケーキだけではちょっと足りないのでもう一品。

 

シンガポールでは海南鶏飯(ハイナンチキンライス)も有名だが、こちらは香港でも美味しいのが食べられるので今回はマレーっぽくチキン入りのココナツカレーをチョイス。

 

 

 

そしてデザートは、

 

 

マンゴとマンゴアイスが乗ったかき氷ね。


そういえば今年の夏は台湾か海南島でフレッシュなマンゴーを買うチャンスに恵まれなかったなあ。

ああ、夏も終わりだ......(涙)
 

 

 

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