もうすでに食傷気味だが、ANA関連会社がまたやっちまった~~!
日本航空の副操縦士が乗務前の飲酒が理由で逮捕されたのが昨年2018年の11月だ(その時の記事)。
その後も全日空関係やその他の航空会社でもポロポロアルコール検査に引っかかって遅延やキャンセルなどという事例が出てきていた。
国土交通省からは日本航空に対し航空法112条に基づく業務改善命令がなされていた。
最近では3月8日、国土交通省がパイロットに対する乗務前のアルコール検査でアルコール値が国の基準を大きく超えたり、検査を実施せずに乗務した航空会社5社に対して行政指導を行った。
航空5社とはエアージャパン、エア・ドゥ、フジドリームエアラインズ、アイベックスエアラインズ、新中央航空の5社で、3月22日までに再発防止策を提出させる、はずだった。
それにも関わらず再びエアージャパンの副操縦士が乗務前のアルコール検査で引っかかってパイロット交代のために遅延となった。
今回の副操縦士は許容量の5倍のアルコール量が検知されており、機器の誤差で微妙になるとか、検査をしていないという問題ではない悪質なレベルだ。
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国土交通省としては警告しているにも関わらず再発防止策が提出される前にこの悪質な乗務前の飲酒が発覚したことで顔に泥を塗られたような格好になる。
国土交通省航空局が行う不利益処分というのは軽いものから順に以下のようになっている。
口頭指導
厳重注意
業務改善勧告←ANAココ
業務改善命令←JALココ
事業停止命令
事業許可の取り消し
今回のことで国土交通省はどのような処分に踏み切るのだろうか?
エアジャパンなら運航路線が本体のANAに対して少ないということで(路線の一部もしくは一定の期間の)事業停止命令を出すのではないだろうか?
業界は違うが昨年2018年10月、金融庁はスルガ銀行に対してずさんな融資があったということで業務の一部停止命令を含む行政処分を行っている。
つまりはこれと同じようなことが行われるのではないだろうか、ということだ。
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