梅雨空がズドンと重い今日この頃です。
雨を楽しませてくれる紫陽花が美しく
水を得た魚のように色とりどりに咲くお庭を先日見て来ました。
これからは鎌倉のような古都が益々人で溢れる事でしょう♪
こんにちは
就能美有です。
ウイーンといえばハプスブルグ家
皇帝の愛したケーキには、様々なものがありますがこのケーキもその中の一つ
< 地球の歩き方から>
"エスターハージー"といえば、オーストリア共和国ブルゲンラント州都であるアイゼンシュタットのエスターハージー城を思い浮かべる方もいらっしゃることでしょう。この宮殿はハプスブルク家に奉公していたエスターハージー侯爵の居城であったことからこのような呼称がついているのですが、実はこの一家の名前はとあるケーキにも用いられているのです。
それが
エスターハージートルテ!
オーストリア=ハンガリー二重帝国時代にブダペストのパティシエによって考案されたクリームケーキの一種です。
このエスターハージートルテは、ほのかに黄みを帯びたバタークリームとビスケットの層が交互に重ねて作られており、トップ部分はダークチョコレートでエスターハージー家の紋章が見事に施された、純白のアイシングで仕上げられています。
またサイド部分は、ブリトルや砂糖漬けフルーツなどで装飾と風味づけがなされており、少々重めの食感とともにいかにもオーストリアらしいケーキのひとつと言えるでしょう。
(こちらは、ウイーン老舗カフェ アイーダの)
→ エステルハージ をご覧のように
彼は、あの フランツ・ヨーゼフ・ハイドン のパトロンでした!
ハイドンは、30年近くもの間エステルハージー家で働き、数多くの作品を作曲しました。
ケーキに名前がつくくらい当時は力を持ったエステルハージー家に仕えたハイドンは、
その後音楽的な地盤のもと、偉大なる作曲家へと躍進致します。
そしてモーツアルトとも親しく(1781年ごろから) ;モーツアルトは1782-1785年にかけて、
6つの弦楽四重奏(ハイドン・セット)を作曲しハイドンに献呈。ハイドンは、その後モーツアルトの遺児(カール・トーマス・モーツアルト)の進学の世話をし、公私共に深い絆を持っていたようです。
ケーキに名前がつくでは、モーツアルトも同じで
「モーツアルトトルテ」というのもあります。
有名作曲家とケーキの話は、まだまだ続きますが
何れにしても、甘い誘惑には当時の音楽家達も心奪われたに違いありません。
カフェ文化が街のいたるところで見られるウイーンは
ケーキの話なしでは、語れませんね♪
それでは、次回の音楽よもやま話どうぞお楽しみに!
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