源氏物語イラスト訳【若紫28-1】かの国の人
「…かの国の人にもすこしあなづられて、『何の面目にてか、また都にも帰らむ』と言ひて、頭も下ろしはべりにけるを、…」
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【源氏物語イラスト訳】
「…かの国の人にもすこしあなづられて、
訳)「…その国の人々にも少し馬鹿にされて、
『何の面目にてか、また都にも帰らむ』と言ひて、
訳)『何の顔向けで、再び都になんか帰ろうか、いや帰れまい』と言って、
頭も下ろしはべりにけるを、
訳)剃髪までしてしまったのでございますが、
【古文】
「…かの国の人にもすこしあなづられて、『何の面目にてか、また都にも帰らむ』と言ひて、頭も下ろしはべりにけるを、…」
【訳】
「…その国の人々にも少し馬鹿にされて、『何の顔向けで、再び都になんか帰ろうか、いや帰れまい』と言って、剃髪までしてしまったのでございますが、…」
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■【かの国】
■【の】
■【人】
■【に】
■【も】
■【あなづら】
※【あなづる】
■【れ】
■【て】
■【何】
■【の】
■【面目(めんぼく)】
■【にて】
■【か】
■【また】
■【都(みやこ)】
■【に】
■【も】
■【帰ら】
■【む】
■【と】
■【言ひ】
■【て】
■【頭もおろす】
※【頭(かしら)おろす】
※【も】
■【はべり】
■【に】
■【ける】
■【を】
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