源氏物語イラスト訳【若紫78-1】草の御むしろ
「…草の御むしろも、この坊にこそ設けはべるべけれ。いと本意なきこと」と申したまへり。
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【源氏物語イラスト訳】
「…草の御むしろも、
訳)「…旅寝のお宿も、
この坊にこそ設けはべるべけれ。
訳)この拙坊で準備申し上げるべきなのに。
いと本意なきこと」と申したまへり。
訳)とても残念なこと」と申し上げなさった。
【古文】
「…草の御むしろも、この坊にこそ設けはべるべけれ。いと本意なきこと」と申したまへり。
【訳】
「…旅寝のお宿も、この拙坊で準備いたしますべきなのに。とても残念なこと」と申し上げなさった。
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■【草の御むしろ】
※【草のむしろ】
■【も】
■【この】
■【坊(ぼう)】
■【に】
■【こそ】
■【設け】
※【設(まう)く】
■【はべる】
※【はべり】
■【べけれ】
■【いと】
■【本意なき】
※【本意なし】
■【と】
■【申し】
※【申す】
■【たまへり】
※【たまふ】
※【り】
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