源氏物語イラスト訳【若紫146-1】今、この花 | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

源氏物語イラスト訳【若紫146-1】今、この花

「…今、この花の折過ぐさず参り来む。

 宮人に行きて語らむ山桜
 風よりさきに来ても見るべく」

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【源氏物語イラスト訳】

 

 

「…この過ぐさ参り来

訳)「…すぐにこの季節過ぎないうちに改めてお礼にやって参りましょ

 

 

 宮人行き語ら山桜

訳) 宮中の人の所に行っ語ろ山桜の美しいことを。

 

 

 よりさき見るべく

訳) よりやって来 見るようにと。」

 

 

【古文】

「…この過ぐさ参り来

 宮人行き語ら山桜
 よりさき見るべく

 

【訳】

「…すぐにこの季節過ぎないうちに改めてお礼にやって参りましょ

 宮中の人の所に行っ語ろ山桜の美しいことを。
 よりやって来 見るようにと。」

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

■【今】

■【この花の折】

※【この花】

※【の】

※【折(をり)】

■【過ぐさ】

※【過(す)ぐす】

■【ず】

■【参り来(こ)】

※【参る】

※【参り来(く)】

■【む】

■【宮人(みやびと)】

■【に】

■【行き】

■【て】

■【語ら】

■【む】

■【山桜(やまざくら)】

■【風】

■【より】

■【さき】

■【に】

■【来】

■【て】

■【も】

■【見る】

■【べく】

 

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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

☆本日の『源氏物語』☆

 

光源氏が、僧都たちとの分かりに際して

和歌を詠んで贈ります。

笑い泣き

 

このような日常の和歌が

平安時代には散りばめられているんですね!

 

ウインク

 

 

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