みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

体操や散歩でリフレッシュ 外出自粛/フレイル予防 対策阻む新型コロナ/伊奈波通りの枝垂れ桜。伊奈波神社のソメイヨシノ/

2020-04-03 21:35:04 | ほん/新聞/ニュース
かかりつけ医のいなば内科の前に、遅咲きの枝垂れ桜が咲いています。

この道は伊奈波神社に向かう参道で、
約60本もの枝垂れ桜が植えられています。

毎年4月の岐阜祭り頃に満開になる枝垂れ桜、

今年もきれいに咲いています。

満開には少し早いのですが、丸山ワクチンの接種のあとに写しました。。

参道を東に歩いて、伊奈波神社のソメイヨシノも撮ってきました。






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後半は、
新型コロナウイルスの影響で、
運動不足になりがちな高齢者のこと。
中日新聞と信濃毎日新聞の記事を紹介します。

  体操や散歩でリフレッシュ 外出自粛  
2020年4月1日 中日新聞

 新型コロナウイルスの感染拡大で、重症化しやすい高齢者が外出を控えて運動不足になり、心身の働きが鈍くなることが懸念されている。「生活不活発」と呼ばれ、体を動かさないと筋力が低下して骨折しやすくなるおそれがあり、専門家らは家でのストレッチや体操、人混みを避けて散歩することを勧めている。
 「感染が怖いので、外出を避けている。でもずっと家にいると、気が変になりそう」
 名古屋市緑区の女性(84)は嘆く。サークルで参加しているコーラスの練習やスポーツジムの利用などを三月から控えており、友達にも会えずストレスはたまる一方だ。「近所に住む娘と、毎日十分ほどの散歩が唯一の楽しみ」
 老年医学の専門家らでつくる日本老年医学会は、高齢者は加齢や栄養低下により心身が衰える「フレイル(虚弱)」になりやすいとして、三月からホームページで、「生活不活発」に気を付けるよう呼び掛けている。生活不活発とは、家に閉じこもったり、食事を抜いたり、誰かと話したりしなくなること。体だけでなく、脳の働きも鈍くなるおそれがあるという。
 日本転倒予防学会理事長で東京大名誉教授の武藤芳照さん(69)も高齢者の筋力低下による家の中での骨折や、抑うつなど心の不調を心配する。「体を動かして、心身のリフレッシュを」と勧めるのが自宅でできるストレッチや体操=イラスト=だ。
 「毎朝起きた直後にやるといい」というのが、「ネコのポーズ」と「カエルのポーズ」。ネコのポーズは四つんばいになって両手を前に出し、お尻を後ろに突き出して背中を伸ばす。寝ている間に硬くなった関節をほぐし、体を動かしやすくする効果がある。無理せず気持ちの良い程度で、少しずつ腕を伸ばす範囲を広げていくといい。十五~二十秒ほど、三セット行う。
 カエルのポーズは、あおむけになって膝を立てた状態から、膝を外側に倒したり立てたりを繰り返す。股関節を広げる効果があり、一日五~十回(膝を外側に倒した後、元に戻して一回)やるといい。
 足を使った「足文字」は、楽しみながら太ももの筋肉を鍛えることができる体操だ。いすに座ったまま、片足ずつ上げてまっすぐ伸ばし、足先で文字を書く。自分や家族、好きな芸能人の名前など、書く文字は何でもいい。テレビを見ながらなど、気楽に行う。

◆乳製品、肉や魚を積極的摂取
 体力維持には、バランスのいい食事も欠かせない。整形外科医で原宿リハビリテーション病院名誉院長の林泰史さん(80)は「骨の老化や転倒を防ぐために、高齢者は特にカルシウムの摂取を」と呼び掛ける。
 高齢になると骨を構成しているカルシウム量は、二十~四十代と比べて二~三割減少する。骨密度が低下する骨粗しょう症予防には、一日に七百~八百ミリグラムのカルシウム摂取が必要とされており、豊富に含まれているのが乳製品だ。
 百グラム中のカルシウム量は、牛乳が百十ミリグラム、ヨーグルト百二十ミリグラム、プロセスチーズ六百三十ミリグラムで、これらを少しずつ食事に取り入れるといい。筋肉のもととなる肉や魚などのタンパク質も積極的に摂取する。
 もうひとつ、林さんが「高齢者の必須栄養素」と言うのが青魚や卵、キノコなどに多い「ビタミンD」だ。ビタミンDは、カルシウムの吸収を高めるだけでなく、筋肉中のタンパク質合成を促進させ筋肉を強くする。またビタミンDは食事だけでなく、日光を浴びることによって皮膚でも作られる。林さんは「人混みを避けて一日に数十分程度、散歩し、日差しを浴びて」と話す。
 (細川暁子)


  フレイル予防 対策阻む新型コロナ 
2020年3月31日 信濃毎日新聞 

 新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐため外出したり集まったりするのを避けようと、高齢者のサークル活動や体操教室などの休止が相次いでいる。家に閉じこもって動かない毎日を過ごすと、体や心が弱り、介護が必要になる危険性が高くなる「フレイル(虚弱)」も進む。専門家は、ちょっとした運動の心掛けや電話などで声を掛け合うことを勧めている。
 「こんなに長く休むのは初めて」。大町市の松沢郁子さん(93)は今月、有志で27年間続ける週1回の囲碁の会を取りやめた。「重症化しやすい高齢者が感染したら大変だからね」。近所の住民や仲間が1人暮らしの松沢さんの様子を見に来てくれるといい、花を飾るなど明るい気持ちで暮らせる工夫をしている。
 長野市の風間壮(さかえ)さん(80)も、参加している市ふれあい福祉センターでの手芸や折り紙、コーラスの活動が2、3月は休止。「張り合いになっていたので、休みは寂しい」とため息交じりだ。「集まって話したり、作ったブローチを誰かにあげたりするのが楽しみ」と再開を待ちわびる。
 カラオケや書道など27サークルの活動拠点として60代以上の利用が多い松本市プラチナセンター。2月下旬に県松本保健所管内(松本市、塩尻市、安曇野市、東筑摩郡5村)で県内初の感染者が確認されて同センターが各サークルに自粛を要請し、今月は大半の団体が利用を見合わせた。
 自粛が相次ぐのは高齢者が感染すると重症化しやすいからだ。日本老年医学会(東京)は、手洗い徹底などを呼び掛けつつ、高齢者にとっては動かないこと(生活不活発)による健康への影響も懸念されると指摘。座っている時間を減らし、ラジオ体操など自宅でできる運動をするようホームページで紹介している。
 感染予防との兼ね合いに悩みつつ活動再開を考える動きもある。長野市風間の「西風間いきいきクラブ」では、60〜90代の住民30人ほどが週1回、体操やビーチバレーなどを楽しむ。今月は休んだが、検温や換気などを徹底しながら4月に再開すると決めた。
 ただ、30日には志村けんさんの感染による肺炎での死去が判明。代表の中嶋和子さん(74)は「本当に気を付けなきゃいけない。今後も状況を見ながら考えたい」。
 東京大大学院の小川純人准教授(老年病学)は「家の中でも動かない時間を減らし、散歩やバランスの良い食事を心掛けてほしい」と強調。「離れて暮らす家族や近隣の住民が電話などで積極的に声を掛ける支え合いも大切だ」としている。
(3月31日)


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