みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

「桜」疑惑で聴取 検察の独立を示すとき/「桜」前夜祭の費用補塡 安倍氏の責任は免れない/鶏むね肉の八宝菜。キハダマグロの切り出し煮

2020-11-26 22:34:09 | ほん/新聞/ニュース
食事は玄米食を基本にしているのだけど、
パートナーのがんに負けない体力をつけるために、
完全な菜食ではなく、お魚や鶏肉も食べるようにしています。

寺町畑の野菜たっぷり鶏むね肉の八宝菜。

イオンで買ってきた新鮮なキハダマグロの切り出しを、
お酒としょうゆとショウガの千切りで混ぜこんで、
 
フライパンで5分ほどさっと煮ました。



椎茸と九条ねぎと豆腐でレンチン湯豆腐。




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ところで、
安倍前首相の「桜を見る会」をめぐる疑惑について
検察が捜査をしているようです。
うやむやにしないで、ちゃんと立件してほしいものです。

 社説:「桜」疑惑で聴取 検察の独立を示すとき
中日新聞 2020年11月25日

 「桜を見る会」をめぐる疑惑で、安倍晋三前首相の秘書らが事情聴取された。前日の夕食会の費用負担では前首相の国会答弁と矛盾する新疑惑も浮かんだ。権力に対峙(たいじ)する検察力を発揮してほしい。

 事態は深刻だ。安倍前首相の後援会が二〇一三年から一九年にかけ、「桜を見る会」の前日に、東京都内の高級ホテルで前夜祭を開催した。地元支援者が集まり、会費は一人五千円だった。だが、「安すぎる。安倍氏側が費用を補填(ほてん)したのではないか」との疑惑が国会で追及された。

 前首相の答弁はこうだ。「安倍事務所の職員が会場入り口で会費を受け取り、その場でホテル側に現金を渡した」「収入、支出は一切なく、政治資金収支報告書への記載は必要ない」「安倍事務所が補填した事実は全くない」と。

 市民団体などが政治資金規正法違反や公職選挙法違反の罪で告発したのを受け、東京地検が公設第一秘書や会計責任者らへの任意での事情聴取を進めてきた。その結果、安倍事務所側が数年間で約八百万円の補填をしていた疑いが新たに判明した。

 夕食会にかかった費用は集めた会費だけでは到底、足りなかったのだ。前首相の答弁とは明らかに食い違う。政治団体の収支の記載を義務づけた規正法にも、選挙区内での寄付を禁じた公選法にも反する可能性がある。

 前首相が補填の事実を知っていれば、虚偽の国会答弁をしていたことにもなる。仮に知らなかったとしても、野党が「ホテル側などに確認を」などと求めていたのだから、前首相側はいくらでも事態を把握できたはずである。どちらであっても議会や国民への背信行為には違いなかろう。

 もはや言い逃れはできない。誠心誠意の気持ちで国民に説明すべきであるし、東京地検には粛々と調べを尽くすことを求める。何より東京地検には過去にロッキード事件やリクルート事件など政界腐敗に切り込んだ歴史がある。

 それゆえなのか、安倍氏は首相時代に検察幹部の人事に介入しようとした。いわゆる黒川検事長問題である。

 検察官の定年を定めた検察庁法があるのに、国家公務員の定年延長規定を用いるという解釈変更を強行したが、世論の猛反発もあって挫折した。

 検察が独立していないと政治権力へのチェックはできない。「桜」の疑惑解明は、検察の独立と良心を示す機会でもある。 


  社説:「桜」前夜祭の費用補塡 安倍氏の責任は免れない 
毎日新聞2020年11月26日

「桜を見る会」の前夜祭について、安倍晋三前首相側が費用を補塡(ほてん)していたことが、明らかになった。安倍氏周辺が認めた。

 昨秋に問題が発覚して以降、安倍氏は国会で、参加者の会費だけで費用を賄い、事務所の負担はないとの答弁を繰り返してきた。それが虚偽だったことが判明した。

 一方で、安倍氏周辺は、本人は補塡を知らなかったと強調している。費用について問われた秘書が「会費以外の支出はない」と回答していたと説明している。

 しかし、疑問は解消されない。

 安倍氏は会場の高級ホテルから費用の明細書を受け取っていないとの主張を続けてきたが、捜査で明細書の存在が明るみに出た。

 事務所の負担分について、ホテルは安倍氏の資金管理団体宛てに領収書を発行したという。それを安倍氏側が廃棄した疑いもある。

 補塡の意図や原資も分かっていない。国会で大きく取り上げられたのに、安倍氏は秘書に通り一遍の確認で済ませたのか。安倍氏周辺の説明は、うのみにできない。

 一連の対応には、政治資金規正法違反や公職選挙法違反の疑いが生じている。

 取材によると、前夜祭の費用補塡は2013年の開始当初から行われていたが、政治資金収支報告書に記載していなかった。

 秘書はつじつまを合わせるために、安倍氏に補塡の事実を報告しなかったという。秘書に違法性の認識があったことは明らかだ。

 安倍氏の関与を含め、東京地検特捜部は捜査で全容を明らかにする必要がある。

 野党は衆参の予算委員会に安倍氏の参考人招致を要求したが、与党は拒否した。予算委で当時の官房長官として認識を問われた菅義偉首相は「前総理に確認し答弁してきた」と述べるにとどまった。

 虚偽答弁は、立法府を愚弄(ぐろう)するものだ。国会は安倍氏に説明を求め、真相を解明すべきだ。

 大勢の支持者を集めた行事で、法に抵触する疑いのある行為が長らく続いていた。安倍氏は、それを放置していたことになる。

 仮に補塡を知らなかったとしても、政治への信頼を損ねた責任は免れない。政治家として「秘書の責任」では済まされず、国会で自ら説明しなければならない。


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