■　夏の終わりにざくろ色づく

 

 

桜の基準木は、各地に。東京は靖国の桜。

個人的な季節を知る基準植物が、点々とあります。

そのひとつが、姫ざくろの「木」というか「実」。

 

 

 

今年は、二周りほど実が小さい。気候の影響でしょうか。

クリスマスのオーナメントのように、ぶら下がる姿が面白く。

 

 

 

 

少し、時がたてば、割れて、大きなざくろと同じように・・・。

先週の尾州路で、大きなざくろが、実っていました。

大きなざくろは、２つ３つ実を寄せ合って迫力満点。

ざくろを人に例えた物語に納得するような、肌色というか、皮膚色。

ざくろが割れると、秋・・・。勝手な基準ｗｗｗ。

 

 

 

夏の終わり・・・。晩夏。

 

晩夏は、言葉としては立秋まで・・・（のよう）ですが、

お盆の時期に、ふさわしい時候の言葉に思えます。

夕暮れの風が涼しく感じた時などはまさに「晩夏」。

 

 

 

 

♪秋来ぬと　目にはさやかに　見えねども

　風の音にぞ　おどろかれぬる

 

 

 

これは、古今和歌集。立秋に詠まれた和歌。

夏の夕暮れ、夜に涼しい風に吹かれると、この和歌の思い出します。

漠然と、「秋の気配かぁ」とそして、次の唄の歌詞を思い出していたり・・・。

 

 

♪あ～あっ～　夏がゆく　傷を残して　風は秋の気配～

 

♪夏が過ぎ風あざみ～

 

 

 

 

 

低気圧のかねあいか、風が流れています。

これはまだ、秋風ではないはずwww。

猛暑、酷暑に、恐怖も感じていたのですが・・・。

毎年恒例の、過ぎ去る夏を惜しむ気持が・・・。

 

昨年と今年は、行脚が少なく・・・。

「遊行」が足りないような・・・。

 

今年、スノーピークスさんの「人生に野遊びを」との言葉を知り。それに、惹かれて・・・。

良い言葉、言いえて妙。これは必要！と納得し。

 

 

撮影量も行脚量も、いつか増える日もくるでしょう・・・ｗｗｗ。

 

 

 

 

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