息子へ)

 

人間関係をよくするための自己啓発本で、

しかも、小説仕立て。。。。

 

説教じみていて、はじめは斜に構えて読み始めたが、

今の父さんにフィットした内容だったので、最後は、

とても勉強になった。良本だ!

 

人間関係がうまくいっていないのは、

自分が「箱」に入っているから。と本書。

 

箱に入ってしまうきっかけは、

知らないうちに、自分に嘘や言い訳をしてしまうことにある。

その無意識の言い訳に理屈をつけることで、

とても大事な人を含む他人とうまく接することができなくなる。

 

つまり、次の負の連鎖が起こる。

 

1、自分がすべきと思ったことをしなかった。自分への裏切り。

2、正当化しようとする視点になる。

3、その視点では、現実が歪む

4、箱に入る

5、時間が経つと、その視点が正確になる。

6、周りの人も箱に入る。

7、互いにいがみ合う。

 

なので箱から出ないといけないのだが、

やっても無駄なことも教えてくれている。

 

1、相手を変えようとする

2、相手と張り合う。

3、逃げる

4、コミュニケーションを取ろうとする。

5、テクニックで人間関係をつくる。

6、自分の行動を変える。

 

では、どうすればよいか?

 

箱に入っていること、つまり自分に嘘、言い訳をしていることを自覚し、

人のためになることをしたいという気持ちでいる!

 

ということのようだ。

 

簡単ではないが、人間関係をうまくするのは、これしかないと思えた。

 

お父さんの本の買い方) 大田区図書館

読め、もしくは、読むな) 必ず読め

君が・・・歳のころに) 中学3年目の今にでも読んで欲しい