#Van Riperの吃音の方程式は吃音をよくするヒントが隠されています。 | 公認心理師(Certified Public Psychologist)になりました

公認心理師(Certified Public Psychologist)になりました

3月3日の第7回公認心理師試験に合格しました。

 

Van Riperの吃音の方程式

 

S=   (PFAGH)+(Sf Wf)+Cs

 

    ___________________________________________

 

           M+Fl

P=Penalty(罰) 吃音のことで罰をあたえられたこと。過去におこったことも含みます。

 

F=Frustration(フラストレーション) 経験に残っているフラストレーション

 

A=Anxiety(不安)  不安があるとき

 

G=Gulit(罪)    罪の意識

 

H=Hostility(敵意) はけ口の必要な敵意

 

Sf=Sittiuational fear (場面に対する恐れ) 

 

Wf=Word fear 過去の湯愉快経験による特定の語や音に対する恐れ

 

Cs=Communicative stress(話すことに対する心理的圧迫)

 

   話すことに関する大きな場面

 

   (聞き手が立ち入りそうなとき、話を中断されたとき、)、

 

  重要なことを言わなければならないとき、

 

M=Moral(士気) 

 

  士気あるいは、自我の強さ、自信

 

Fl=Fluency(流暢さ) 自分の感じている流暢さの程度 

 

 

Van Riperは吃音の有名な先生です。

 

この方程式によると、

 

 

1、吃音の人が何かで認められた人は吃音が少なくなります。

 

2、過去にどもったことのある場面や言葉に近づいたとき

 

 いつもよりどもるかもしれません。

 

3、その簿面が重要なとき、どもるかもしれません。

 

4、不安や罪の意識を感じているとき、

 

  吃音が重くなるかもしれません。

 

5、吃音の人はうまく話せた体験や何かを成し遂げた経験がある人は

 

  吃音が少なくなるかもしれません。

 

下矢印

1、どもって話してしまい、失敗したことを気にすると、

 

もっと悪くなってしまいます。

 

反対に、どもって失敗したことをあまり気にしないと

 

あまり悪くはならないのです。

 

2、吃音の人が、社会的に認められる大きなことを成し遂げると、

 

  かなりよくなってしまうことがあります。

 

 「とくダネ」の小倉智昭さん

 

横浜薬科大学学長 ノーベル物理学賞  江崎 玲於奈さん

 

 

 

下矢印

 

実は、私も大学院に入学したころには、

 

かなりよくなっていました。

 

 

 

 

 

  

<参考文献>

言語障害概説

永淵正昭

大修館書店

 

180~181