2018年2月21日の佐賀県鹿島市散策の続き。
「松岡神社」を参拝した後は、「泰智寺」に向かいました。
松岡神社のレポ
「松岡神社」から肥前浜方面に、浜川に沿って進んで行くと、お寺が見えて来ます。こちらが「泰智寺」。
門前には、「泰智寺の十六羅漢について」という由緒書きがあります。
当寺は、鹿島藩初代鍋島忠茂公により藩主家の菩提寺として17世紀初めに創建されました。
本堂に安置されている十六羅漢像は、14世心岩釣月和尚の像の胎内から発見された麻布に朱で記された記録により、明和年間に在京の仏師大和屋清兵衛の工房で造られたものと推定されています。
すべて桧の寄木造で、多くは台座から足を下した坐像で、高さは60cm程度、発願主と思われる釣月和尚の頂像はやや大きめに作られています。
昭和59年に、浄財により形状を回復、生地のまま色彩を施さず安置されたものもあります。
橋を渡ると、山門。楼門ですね。
山門の扁額には、「永渓山」とあって…。
山門をくぐります。
山門正面には、本堂。
「泰智寺」の由緒書き。本尊を釈迦如来とし脇侍文殊菩薩。普賢菩薩を置く曹洞宗の古刹で、創立起源は北鹿島常広に建立された「深立寺」ですが、元和8年(1622)鹿島藩初代鍋島忠茂公によって現在地に移されたものです。
当初は、忠茂公の正室の戒名に因み「祇園山隆心寺」を寺名としましたが、2代鍋島正茂公により寛永年間に改められました。
古記録には、慶安3年(1650)の浜町の大火により堂宇すべてを焼失したと伝えられています。
寛保2年(1742)本堂が再建され、それと前後して山門・回廊も再建されたようです。
山門も本堂も傷みが進み、両者とも2度の大修理を経ていて、山門は原形を留めていますが、本堂は平成12年に瓦葺きとするとともに、内外に必要な営繕を行い、寺全体の景観は大きく変容しました。
本堂に近づいて…
本堂の中の様子。
本堂には、17体の木像が!これが十六羅漢ですね!左手前の像が釣月和尚のようです。
立派な位牌がたくさん安置されていて…。鹿島藩主鍋島家の位牌でしょうか。
こちらは、当寺14世心岩釣月大和尚の頂像下部に残されていたもので、麻布に朱で書かれた文字。黒くなっているので、ちょっと読めないですね…
本堂の裏手に回ってみると、石垣があります。
石段を上ると、御堂があって…。
手前には、狛犬が!
御堂の中には、2基の五輪塔があって…。鹿島藩主初代鍋島忠茂公と正室の墓石でしょうか…
堂宇の右手にも2基の五輪塔が…
左手にも、2基並んでいました。
その左にも、墓石が並んでいて…
鹿島藩主の墓石のようなんですが、説明書きがなく、どなたの墓石になるのか、分からず…(涙)
更に奥に進んで…
石灯籠が並んでいる墓石も…
こちらは、古そうですね。
この石灯籠は新しい感じです。
五輪塔ではない墓石も並んでいました。こちらも、鍋島家のもののようです。
古い五輪塔が更に並んでいて…
こちらは比較的新しいようですが…
その隣にも…
その横も…
一番奥の墓石。
一番奥から、並んでいる五輪塔を…
これは…墓石?
鹿島藩主鍋島家菩提寺の「泰智寺」を参拝した後は、「事比羅神社」に向かいました。
その様子は、また後日。
泰智寺
佐賀県鹿島市浜町甲4242
https://saga-kashima-kankou.com/spot/815(佐賀県鹿島市観光協会HP)
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