テーマ:癌(3513)
カテゴリ:隆起性皮膚線維肉腫
隆起性皮膚線維肉腫の手術をしたのが2017年、3回手術をして、4回目は手術をした後に植皮手術をしました。
それから3年経ったことになります。 前回の記事は2019年の5月に書いたもので、最後の植皮手術から8ヶ月後のものでした。過去日記でしたので、記事を書いた日と時間の経過はずれています。 それ以来隆起性皮膚線維肉腫についての記事をさぼっていたということは、あまり問題がなかったということでもあるのですが、その後半年おきくらいに定期的に先生に診てもらい、1年毎にMRIを撮ってもらています。 ありがたいことに今の所再発もなく、日常生活にも支障はほとんどありません。 さてMRIについてですが、今まで何度も経験があるのに、前回本当に緊急中止スイッチを押そうかと思うくらい精神的にヤバくなりました。 トンネル型のMRIでは、閉所恐怖症の方などは苦手とする方もいらっしゃるそうですが、自分の場合は、動いてはいけない・顔を触れないという抑圧が怖かったです。その動いてはいけない時間も30分位と長いですし。 今話題の新型コロナウイルス感染の原因にもなりますが、人は無意識に顔を触ってしまうものらしいです。なので、それを触ってはいけないと言われると、かえって意識してしまってストレスに感じるのかもしれません。 今回のMRIでも、患部が耳介後部なので、頭・首をクッションのようなもので固定され、耳栓をはめられて、顔の部分には鉄仮面みたいな?野球のフェイスガードみたいなものを被せられます。 さあ、いよいよ始まる!というところで、たまらず「ちょっと顔触ってもいいですか!」と、気になっていた眉毛をポリポリ掻いて、大丈夫じゃないけど大丈夫ですと言って撮影が始まりました。 正直、その時点ではまだ不安感・圧迫感が迫りつつあったのですが、そこであるものを見つけました。 仰向けになった自分の視界の上の方に、車のバックミラーのようなものがあって、どうやら自分の頭の上の方(MRIの奥の方)が写っているようなのです。そこには患部を固定する時に使うためのものなのか、ニラ饅頭みたいなクッションみたいなのが6個くらい転がっていて、それが何なんだろうかと気になって気になって……。 おかげで、顔を触ってはいけないという抑圧から気をそらすことができて、後半はウトウトしてしまうくらい落ち着くことができました。 MRI、仰向けになったときに気をそらせるために、機械の天井に間違い探しでも貼っておいたらいいんじゃないでしょうかねぇ。 もちろん、ヤバい時にストップさせる緊急ボタンみたいなのはもたされているので、本当にピンチのときは使っていいんですよ! 結果は2週間後に聞きに行くことになっています。 あ、それからMRI撮影のときは金属類を身につけていてはいけないことになっていますが、新型コロナウイルス流行のおり、マスク無しは抵抗がありますよね。 今回、ワイヤー無しのマスクでしたらつけたままでもOKでした。でも、一応病院で確認してくださいね。 受付スタッフもフェイスガードをつけていたり、病院に入る時に体温のチェックと手の消毒をするようになっていたりと、いろいろ厳重になっていました。 それから、前回の記事の時に飲んでいたリザベンはやめました。 採皮部に効いているかどうかは微妙でしたね。もっと早く飲んでいたら違ったのかもしれませんが、比較できないので仕方ないです。 また、花粉症にも効き目がいまいちで、結局他の薬を併用しても問題ないとのことだったので、いつもの花粉症の薬を追加しました。 耳鼻科の先生にも、「あまり花粉症には効かないと思うよ。」と言われました。我慢しなきゃよかったです。 採皮部の痛痒さも今は全然ありません。まあ、跡は残ってますけどね。 植皮したところも相変わらずハゲてますが、先生曰くきれいになっているそうですし、感覚が麻痺しているのにも慣れてきました。 年末に受けた健康診断でも、ちょっと視力が落ちた以外は健康でした。 ちなみに献血は、輸血や抗癌剤を使った治療を受けていないので、手術を受けてから5年経てばまたできるそうです。 今は新型コロナウイルスの影響で、献血する人が減っているそうなので協力したいところですが仕方がありません。あと2年経ったらまたやろうと思います。 にほんブログ村 がん・腫瘍ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.05.08 11:30:42
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