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ついにシリーズ最終章と、めちゃくちゃ楽しみにしていた本作。
期待は裏切られませんでした。
宇宙での救出ミッションの事故によって、心の闇に潜んでいた
もう一つの人格「ダーク・フェニックス」が目覚めてしまった
ジーン(ソフィー・ターナー)。
あまりに巨大な力ゆえ、仲間から孤立し、人類の敵になって
しまいます。そんな彼女に「謎の女」(ジェシカ・チャステイン)が
近づいてきて……。
ジーンと育ての親であるプロフェッサーX
(ジェームズ・マカヴォイ)の対立がせつないです。互いに
相手を思っていながら、すれちがっていく心。
そして、ジーンの孤独は、仲間でさえ、埋められません。
「謎の女」を演じるジェシカ・チャステインがいいんですよね。
あの美貌が人間ばなれしていて、とてもリアルです。二人きりに
なったら、とっても怖いだろうな。
ヒーローもヴィランも共に女性というのは、コミック映画では
とても珍しいそう。女性の時代を力強く歌い上げる作品です。
ラストはハードだけど、後味はいいです。一人で見にいって
世界観にどっぷり浸るもよし、複数で見にいって、
後で語り合うもよしですよ。
6月21日(金)全国公開