脱炭素と米中対立問題対処にも原発再稼働を | キラキラ星のブログ(【月夜のぴよこ】)

キラキラ星のブログ(【月夜のぴよこ】)

【月夜のぴよこ】自衛隊守る会代表 http://yakamochi.org/
日刊SPA!に自衛隊の”敵”を連載中。https://nikkan-spa.jp/ & 小笠原理恵 拡散・シェアはご自由に。書道・墨画
https://www.facebook.com/rieka.ogasawara

世耕参議院幹事長「脱炭素へ原発の新設も検討を」 | NHKニュース

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201027/k10012683061000.htm

 

日本経済がうまく回らないのは、日本で作った製品のコスト(電気代)が原発をとめたせいで、高いまんまってことは大きい。
電気代はガソリンと同様に経済の血液それを、化石燃料由来で高いまんまってだけでなく、さらに
太陽光パネルのサーチャージもそれに上乗せされている状況。

 

これで製品の燃料を安くするためには、人件費絞るしかない訳で、どんどん賃金は下がっていくか、
国内で生産せず、生産コストの安い海外に工場が移転する。

どちらにしても、日本人の収入は減るばかりです。

 

米国が世界の警察で亡くなった理由の一つにシェールガスが米国国内でも生産でき、自国の燃料だけでも

十分になってきたこともあります。

つまり中東との安定した石油輸入を維持しなくてもよくなってきたんですよねー。

 

日本国内は不安を煽る報道ばかりで原発は危険だと思う人たちが多いようですが、
福島原発の事故で日本の原発は水蒸気爆発や水素爆発を起こしながらも、人体に影響のある放射能を出さなかった。

あの規模の事故でも最新式の原発の安全性がみとめられ、日本と韓国以外のまともな科学的検証のできる国はあの原発事故の結果、

原発を増やすようになった。

日本の原発はさらに高度な安全性をもとめて、当時の原発で失われた燃料棒冷却用に使う電源などを何重にもつくりあげ、

世界一安全性の高い原子力発電技術をつくりあげた。

そしてそれを日本と韓国以外のまともな科学的検証のできる国に輸出していますよね。

 

 



OECDは欧州諸国、米国、日本などを含む34カ国の先進諸国+欧州委員会(EC)なので、日本の34位は最後から2番目です。
 

だから多くの国は電気などのエネルギー自給率をあげてきました。

 

南沙諸島や東シナ海周辺の中東からのオイルシーレーンに中国の覇権主義による挑戦が繰り返され、航路の安全が脅かされる今、

先進諸国の中でそれが途絶えてしまうと大ダメージを食らう国は日本だけになっちゃうかもしれません。

 

その日本がやっと原発再稼働に積極的に動く発言を始めたこと、「やっと正気になったか!!」と思います。

 

世耕参院幹事長「現実問題として二酸化炭素を出さずに大量のエネルギー供給ができる電源は原子力だ。安全に最大限配慮して原発の再稼働を進めるとともに、新しい技術を取り入れた原発の新設も検討を進めることが重要」 https://t.co/fJUnBM9pJG

その通りです。第4世代小型原子炉開発で米中韓に追いつけ!

米国エネルギー省が奨励する超小型原子炉

・工場で大量生産できる

・トラックで輸送できる

・現地で電力グリッドにすぐ接続できる

・自動制御し炉心溶融しない

・10年間燃料補給が不要

・再エネの補足として使える

・自然災害地域に輸送し給電できる

・すぐ撤去できる https://t.co/6Q2t8JDZ3J

しかし残念なことに加藤幹事長は
 

原発の新増設・建て替え「現時点で想定せず」エネルギー戦略で加藤官房長官

2020/10/28 12:51

 加藤勝信官房長官は28日の記者会見で、脱炭素社会を目指すエネルギー戦略に関し「現時点で原発の新増設、リプレース(建て替え)は想定していない」と述べ、当面は再生可能エネルギーの導入拡大や、安全性の確認された既存原発の再稼働などに注力する考えを示した。

https://www.sankeibiz.jp/.../201028/mca2010281251007-n1.htm

 

l--

安全性に不安を感じる人がいるなら、ここで老朽化している古い原発を廃炉にして、新しい原発を新設したほうがより、安全になるんですけどねー。

 

色々まだまだなんですが、米中対立で台湾で紛争でも起きた時には、電気が使えなくなり困るのは日本です。

 

正気にもどってほしいものです。
 

これをぜひポチってね。↓

 

 

 

日刊SPA!の連載です。↓

【日刊SPA!】自衛隊員の「待遇改善」なしに国の未来は語れない https://nikkan-spa.jp/1705872@weekly_SPA より

 

【日刊SPA!】先端技術への投資に異を唱えていた日本学術会議/国防ジャーナリスト・小笠原理恵 https://nikkan-spa.jp/1707123 @weekly_SPA より

 

前海幕長の推薦本です。

 

目に見えぬ侵略 中国のオーストラリア支配計画

Amazon(アマゾン)

1,966円

 

 

中国はなぜ軍拡を続けるのか(新潮選書)

Amazon(アマゾン)

1,188円