AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝セカンドレグが

17日から19日にかけて各地で行われ、ベスト4が出揃った。

(サッカーキング)

 東地区では、

日本勢で唯一のベスト8進出を果たした鹿島アントラーズが

天津権健(中国)と対戦。

中立地のマカオ開催となったアウェイゲームで、

FWセルジーニョとMF安部裕葵、MF土居聖真がゴールを決め、

3-0と快勝した。

ファーストレグに続いての完封勝利で、2試合合計5-0と圧倒。

クラブ史上初のベスト4進出を果たしている。

 東地区のもう1試合は、水原三星と全北現代の韓国勢対決。

敵地に乗り込んだファーストレグで3-0と完勝した水原三星だったが、

ホームでは全北現代に押し込まれ続けた。

0-3で90分を終え、2試合合計3-3、

アウェイゴール数でも並んで延長戦に突入。

前後半15分の延長戦でも決着がつかず、

PK戦に持ち込まれることとなった。

 PK戦では、先攻だった全北現代の1人目と3人目が失敗。

水原三星は4人連続で成功し、4-2で勝利を収めた。

熱戦の末、水原三星が準決勝進出を決めている。

 なお、準決勝で激突することとなった鹿島と水原三星は

グループHですでに2試合を戦い、1勝1敗という戦績だった。

 また西地区では、

グループステージから準々決勝ファーストレグまで9戦全勝と

圧倒的な強さを示していたアル・ドゥハイル(カタール)が大逆転で敗退。

ホームでのファーストレグを1-0で制し、

セカンドレグでも先制に成功したものの、

“2失点までであれば突破”という状況でまさかの3失点を喫した。

3-1で勝利を収めたペルセポリス(イラン)が、

2試合合計3-2でベスト4進出を決めている。

 また、ホームでエステグラル(イラン)と対戦したアル・サッド(カタール)は

2-2のドロー。

2試合合計5-3で、準決勝進出を果たした。

元スペイン代表MFシャビ、スペイン人MFガビらを擁するカタールの強豪が、

ベスト4まで駒を進めている。

 ACL準々決勝セカンドレグの結果は以下のとおり(左側がホーム)。

▼西地区
◎アル・サッド(カタール) 2-2(2試合合計:5-3) エステグラル(イラン)
◎ペルセポリス(イラン) 3-1(2試合合計:3-2) アル・ドゥハイル(カタール)

▼東地区
天津権健(中国) 0-3(2試合合計:0-5) 鹿島アントラーズ(日本)◎
◎水原三星(韓国) 0-3(2試合合計:3-3/PK:4-2) 全北現代(韓国)

 ACL準決勝の組み合わせは以下のとおり(左側がファーストレグのホーム)。

準決勝は10月2日と3日にファーストレグ、23日と24日にセカンドレグが行われる。

アル・サッド(カタール) vs ペルセポリス(イラン)
鹿島アントラーズ(日本) vs 水原三星(韓国)