<大相撲秋場所>◇12日目◇20日◇東京・両国国技館

 昨年11月の九州場所以来、5場所ぶり41度目の賜杯を狙う

横綱白鵬(33=宮城野)は、

大関栃ノ心(30=春日野)をすくい投げで下し

無傷の12連勝とした。

かど番の栃ノ心は7勝5敗となった。

 11日目に初黒星を喫した横綱鶴竜(33=井筒)は、

大関高安(28=田子ノ浦)の上手投げをくらって痛恨の2敗目。

高安は10勝2敗。

 8場所連続休場からの復活を目指す横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)は、

関脇御嶽海(25=出羽海)を寄り切って9勝4敗。

稀勢の里は幕内勝利数を713勝とし

並んでいた元横綱日馬富士を抜いて単独6位となった。

御嶽海は6勝6敗と五分の星となった。

 大関豪栄道(32=境川)は、

前頭4枚目阿炎(24=錣山)を引き落として10勝2敗とした。

阿炎は6勝6敗。

 平幕で唯一2敗だった前頭13枚目貴ノ岩(28=貴乃花)は、

同7枚目の松鳳山(34=二所ノ関)に押し出され3敗目を喫した。

松鳳山は6勝6敗。(日刊スポーツ)

 12日目を終え全勝は白鵬、2敗で鶴竜、豪栄道、高安が追っている。