10月16日(現地時間)、

インターナショナルマッチウィーク期間中ということで、

世界で多くの代表マッチが行なわれた。

(サッカーダイジェスト)
 
 アジアでは、日本が強敵ウルグアイに4-3で競り勝ち、

韓国は4日前に日本が3-0で下したパナマと2-2で引き分け。

本田圭佑が監督を務める(今回は不在)カンボジアは、

オウンゴールで先制するも後半に2点を失い、

ホームでシンガポールに敗北を喫して、

新体制での初勝利はならなかった。
 
 中東では、ブラジルとアルゼンチンという南米の雄が対峙。

サウジアラビアのジェッダで行なわれた一戦、

ブラジルはネイマールをはじめ、コウチーニョ、

フィルミーノ、G・ジェズス、カゼミーロらスターがスタメンに名を連ね、

アルゼンチンもディバラ、イカルディらトップクラスのタレントが居並んだ。
 
 試合はブラジルがボールポゼッションで大きく上回るも、

互いにほぼ同数のシュートを放ちながらゴールを狙ったが、

終盤までスコアは動かず。

このまま引き分けに終わるかと思われた

後半アディショナルタイムの93分、ブラジルがゴールネットを揺らす。
 
 試合を決めたのは、DFのミランダ。

ネイマールが蹴ったCKを、

GKロメロの前に出て、頭でゴールに突き刺した。

ネイマールは3日前のサウジアラビア戦での2アシストに続いて、

味方のゴールをお膳立てした他、試合のなかでも存在感を示した。
 
 欧州では、

ベルギーがオランダをブリュッセルに迎えた注目の一戦が行なわれている。
 
 ロシア・ワールドカップでは、3位入賞を果たしたベルギーに対し、

オランダは欧州予選敗退と対照的な状況となったが、

後者は3日前に行なわれたネーションズ・リーグのドイツ戦で

3-0の勝利を挙げるなど復活の気配を漂わせており、

隣国のライバルとの対決は一気に注目度が上昇していた。
 
 そんなオランダに対してベルギーは、

開始5分にアザールがドリブルで突き進んで

ペナルティーエリアの左からクロス。

クリアボールをメルテンスが右足で叩き、

いきなり先制ゴールを奪ってみせる。
 
 しかしドイツ戦で自信を得たか、オランダは怯むことなく反撃し、

27分にカウンターからスムーズにボールを繋ぎ、

右サイドでボールを得たデパイが中央へラストパス。

抜け出したダンジュマがGKミニョレの牙城を崩して試合を振り出しに戻した。
 
 この試合、終わってみればシュート数は14ずつ、

ボールポゼッションでもほぼ互角という数字に。

ライバル同士の意地とプライドを懸けた戦いは、そのまま1-1で終了した。
 
 16日に行なわれた主な親善試合の結果は以下の通りである。
 
ブラジル 1-0 アルゼンチン
ベルギー 1-1 オランダ
デンマーク 2-0 オーストリア
スウェーデン 1-1 スロバキア
日本 4-3 ウルグアイ
韓国 2-2 パナマ
カンボジア 1-2 シンガポール

【画像】「美人すぎる」「セクシーすぎる」ワールドクラスの妻&恋人たち