男子テニスの年間成績上位8選手による今季最終戦、

ATPファイナルが15日、ロンドンで試合を行い、

シングルスの1次リーグB組で、

世界ランキング9位の錦織圭は

同8位のドミニク・ティエム(オーストリア)に

1─6、4─6で敗れ、敗退が決まった。(ロイター)

 初戦で世界3位のロジャー・フェデラー(スイス)に

ストレート勝ちした錦織だったが、

続く同6位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)戦では

0─6、1─6で完敗。

この日もストレート負けを喫し、通算1勝2敗で大会を終えた。

 フェデラーはアンダーソンを6─4、6─3で下し、

通算2勝1敗で15回目の準決勝進出を決めた。

敗れたアンダーソンも通算2勝1敗で4強入り。

 試合後、フェデラーは

「とてもうれしい。ケイ(錦織)との初戦はタフだった。

瀬戸際に追い込まれたことで、おそらくプレーしやすくなった。

今日は何度かいいテニスができたし、準決勝が楽しみだ」と語った。