広島にトレードで加入した菊池保則投手(29)が14日、

広島市のマツダスタジアムで記者会見し、

「広島の勝利に貢献したい。チャンスを生かせるよう頑張りたい」と述べた。

背番号は59に決まった。

 球威のある直球が武器の右腕。

楽天では先発、中継ぎを経験した。

新天地で迎える12年目の来季に向け

「先発にこだわりはない。行けと言われたところで投げる準備はできている」

と意気込んだ。

 

 

 最多勝と勝率第1位のタイトルを獲得した広島の大瀬良大地投手(27)が14日、

広島市のマツダスタジアムで契約更改交渉に臨み、

8200万円増の1億4500万円でサインした。

1億円の大台突破に「想像以上。この上ない評価をしていただいた」と笑顔で話した。

 5年目の今季は27試合で15勝7敗、防御率2.62。

自己最高の成績で投手陣の中心となり、リーグ3連覇に貢献した。

球団からも最高の評価を得たが、これで満足はしない。

「まだ柱にはなり切れていない。継続していい成績を残したい」とさらなる飛躍を誓った。

 来季に向けては200イニング、初の開幕戦先発を目標に掲げた。

「先発として目指さないといけない。ゼロからアピールしたい」と意欲を示した。

(金額は推定)。

 

 

 【ロッテ】鈴木は1000万円減の1億円でサイン。

3年連続で全試合に出場したが今季は途中交代も目立った。

打撃では勝負強さを欠き、「

チームが苦しい時、ここぞという場面で打てなかった」と反省した。

来季は若手の安田らも三塁の定位置を狙う中で、

「鈴木を使うしかないと思わせるパフォーマンスを見せたい」と意気込みを述べた。

(金額は推定)。

 

 

 オリックスからフリーエージェント(FA)宣言し、

阪神への移籍が決まった西勇輝投手(28)が14日、

大阪市内のホテルで入団会見に臨み、

「甲子園を熱くし、優勝を目指して頑張っていきたい」と力強く抱負を述べた。

4年契約で総額10億円、背番号は16。

 阪神は今季、17年ぶりの最下位に低迷。

投手陣再建のため通算74勝の右腕獲得に乗り出し、争奪戦を制した。

西は「自分の中ではイニングを重視して、

1イニングでも(多く投げて)中継ぎの負担を減らしたい」と意気込んだ。

 会見に同席した矢野燿大監督は、西の投球術を高評価し、

中堅選手のリーダー役として期待。

「全てにおいてレベルの高い投手。若い選手も勉強になると思う」と話した。

(金額は推定)。

 

 

 【楽天】青山が3000万円増の5000万円で更改した。

今季は52試合で4勝1敗、26ホールド、防御率1.85。

昨年は17試合の登板に終わり、

球団副会長だった故星野仙一氏の意向で

戦力外の危機から救われたことを明かし、

「星野さんからよくやったな、と言ってもらえる」としみじみ語った。

 久保は200万円増の1700万円でサイン。

今季は右手指の血行障害の影響で育成選手として開幕を迎えた。

5月に支配下選手に戻り、25試合で防御率1.71。

同学年の杉内、村田ら多くの「松坂世代」が今季限りで引退し、

「最後の一人になれるようにしっかり結果を出したい」と意気込んだ。

(金額は推定)。

 

(時事通信)