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印刀の研ぎ直しを請ける

先週、従兄のお店“相馬印店”に寄った際に「ムネノリが印刀を研ぐ動画を見て研いだらおかしくなったじゃね~かぁ~!責任もって研ぎ直せ!www」と(笑)

そう来るか!と(笑)

とんだ言い掛かりだ(笑)
以前から、1度研いでくれないかと頼まれたので研ぐつもりでした。

ブログのネタに使えよと言うことだと解釈をして、きっちりネタに使わせて頂きました(笑)

1、2本かなと思ったら4本も…
それも錆び付いてて全然使ってないだろって印刀…(汗)

まずはひと通り目を通してみると、普通に研ぎ直しで済む物じゃない事に気付きました。

今回の仕上げ刀は、研ぐのでなく、150番のダイヤモンド砥石の出番となりました。「研ぐ」のでなく、もう「削り出し」って感じ。

一旦、面を作り出して、600番、3000番、6000番、仕上げげ天然砥石で磨き上げました。

左:私の仕上げ刀  右:従兄の仕上げ刀

印刀の形は、使う人の好みで様々です。
ですが、黄金比は必ず存在すると思います。

私は研ぎ易い形として刃の形をつくり上げ、それを扱えるように自分が合わせるというふうにしました。

鋭角になると慣れてないだけなのか、砥石に当たる幅が狭く凄く研ぎ辛かった。その上、150番から研いでいく作業となり、お蔭でラジオ番組「問わず語りの松之丞」を8回目(2017.5.28)~11回目(2017.6.11)まで聴きましたよ(笑)

技術と労力を考えたら、1本1万円で研ぎ直し承ります。
安いかな???
安いな!

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