カナダで行われていたCP女子オープンが終了しました。

優勝は26アンダーのコジンヨンさんでした。2位に5打差の圧勝でしたが、強いですね。とにかく強い。4日間でパーオンできなかったのが7回だけで、26バーディ、ノーボギーです。こんなゴルフをされたら誰も勝てない感じです。

畑岡さんが通算16アンダーで5位タイでしたが、国内ツアーならこのスコアで優勝争いでしょう。

 

日本人選手の最終成績です。

5位 -16 畑岡さん

20位 -11 さくらちゃん

54位 -4 彩子さん

 

畑岡さんのスタッツです。

スコア 69-69-66-68(16アンダー)

フェアウェー 10-9-9-12(40)

パーオン 16-11-16-15(58)

パット数 31-26-31-30(118)

最終日は1イーグル、4バーディ、2ボギーで4打伸ばしました。一時期の不調は脱したと思います。メジャー2連戦の時に不調と重なったのは痛かったですね。今後も普通の調子であればアメリカツアーで何度も優勝争いするでしょう。

 

さくらちゃんのスタッツです。

スコア 70-69-69-69(11アンダー)

フェアウェー 6-12-10-13(41)

パーオン 12-15-13-14(54)

パット数 28-30-30-30(118)

さくらちゃんの最終日は4バーディ、1ボギーでした。17番のボギーが勿体なかったですね。1打違えば13位タイでした。賞金ランクで野村さんを追い抜いていた筈です。

シードも見えてきました。20万ドルがシードの目安と考えています。あと1万8千ドルです。今週のキャンビアで15位以内なら確定です。昨年は彩子さんが3位に入った試合ですし、さくらちゃん自身も10位や13位に入った経験がある試合です。15位以内なんてケチなこと言わないで、優勝争いしてジャパンクラシックに出場して欲しいですね。

 

さくらちゃんの調子は良い状態維持しています。今回も初日のティーショットが良ければ・・・、4日間通してショットがもう少しピンに寄れば・・・、といった課題は残っていますが、国内ツアーなら普通に優勝争いできる状態だと思います。国内2試合が楽しみになってきました。優勝するためには爆発力も必要です。今大会もトップテン入りするには66程度のラウンドが必要です。1日に6~7個のバーディを獲るためにはもっとバーディチャンスを作ることと、バーディチャンスを逃さないパットが必要です。

 

彩子さんのスタッツです。

スコア 71-69-74-70(4アンダー)

フェアウェー 13-8-9-11(41)

パーオン 15-14-7-13(49)

パット数 32-30-27-30(119)

彩子さんは3日目が痛かったですね。最終日は1イーグル、2バーディ、2ボギーでした。ボギーが少ないコースで10ボギーでしたので厳しかったですね。

 

 

昨日は終日外出しており、国内ツアーのテレビ中継を見ることができませんでした。録画をしてまで見たいと思わせるメンバーでもなかったので、結果を見ただけでの感想です。

 

淺井さんが10アンダーで優勝しました。最終日はパープレーでしたね。一昨日のブログで、スコアを伸ばして優勝して欲しいと書きましたが、叶いませんでした。それでも優勝できました。昨年に大里さんが優勝した時には最終日に優勝争いしている選手が揃って伸ばせなかったが、今年も状況が似ていると書きました。2位と3打差あったことと、その対象が瀬令奈さんで微妙、4打差の穴井さんがネギック理論で最終日に大きく伸ばせないだろうという予想でしたが、瀬令奈さんはなんと最終日78の大ズッコケ、穴井さんは想定したスコアの中では頑張りましたがあれで精一杯でしょう。僅かに可能性のあった4アンダー組もイボミさんの68が最高でした。蛭田さんのインコース30というのは圧巻でしたが、イーブンパーからでは逆転できませんでした。

 

格言好きの方は「サンデーバックナインでスコアを伸ばす」「中継ホールでボギーを叩かない」のが優勝選手だと言いますね。格言から外れた優勝だったわけです。格言通りの優勝もあれば、そうでない優勝もあります。格言通りに行かないのもゴルフの格言です(笑)。

 

またまた黄金世代の優勝です。若い選手が勝てばシンデレラの大安売りで盛り上がるのですが、スポーツニュースでは遼君ばかりでした。しぶこフィーバーが渋野さんの追っ掛けばかりで。女子ゴルフブームに繋がっていない現実を見せつけられました。