ときどき森へ・・・sora日和

~ by 小春 ~

本・阿川佐和子 「老人初心者の覚悟」

2020-10-25 08:05:01 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

『いい女、ふだんブッ散らかしており』につづく、『婦人公論』好評連載の書籍化第二弾。65歳、高齢者の仲間入りをしてからの、身の回り、体調、容姿、心境の変化を綴る。多彩な抽斗と表現で、自らの過去と現在を赤裸々に書き尽くした、極上のエッセイ集。


               

 読書備忘録 

間違いの始末・・・かけてきたのが間違いとわかり電話を切られちゃった。腹を立て通信履歴からかけて、礼儀を教えた。・・・わかるけれど、しないなーって言うかしたいけれど、できないなー・・・

まぶたのハハハハ・・・まぶたの上につけてたるみを引き上げるテープ!ふだんつけるんでしょ? 私、大きないっつも待合室が満席の高層ビルの眼科で視野検査するときに貼られた。医療機関の方って、ちゃんと何しますねーっと言ってからしてくれるのに、いきなり何も言わずにテープでまぶたをあげられたのにびっくりして、え?って言っちゃったら瞬きできますよね?はいできます。と言ったら、ならいいじゃん!って態度・・・カーテンがシャーッと開いて、代わりますねーと検査員が代わった。そんなこんなのまぶたのテープはその時に代わった方が、まぶたが下がって来ていますからと説明してくれた。そしてそういえば女優の高畑さんがだいぶ前にそんなこと言ってたなぁーと、思い出し、老化か!

種フェチ・・・「みどりのゆび」私はそれを持っていない。

太陽の季節・・・「紫外線は百害あって一利なし」ある美容家に言われた人から聞いていたそうだけれど、エチオピアから見事に日焼けして帰ってきたら、風邪ばかり引いていたのに引かなくなった。「太陽だ!」と思ったのね。以前パートで一緒だった奥さんは、虚弱体質の話をしていて、お医者さんに日焼けしない程度に日に当たるよう、それが治療です。って言われたって話をしてくれて、聞いていたみんながエー・・・なんていったんだっけ・・・

新任高齢者のツイート・・・私も近いことを思っていたから 面白い! 私のは、前期高齢者は後期高齢者になるための準備期間で後期高齢者はもうそろそろおしまいですよ。いつでもいいでしょ?じたばたしないでね!って事をお知らせする為のおことば!と・・・

死ぬ力・・・延命治療をテーマにした番組に出たおはなし。私、義母の時に言いましたよ。そんなことしなくていいです。と・・・延命治療の事ね。それはまだお話しできる頃に病室でしていたから、躊躇なく。だいたい義母はもういいからって言っているのに〇なせない!だからそこから飛び降りる。と言った時私は下をのぞいて、あーここはやめてください。そこはおそらく病院関係者の高級車が止まっている駐車場だし、2階じゃちょっと無理ですね。あちこち骨折するだけかもしれませんよ。じゃ屋上に行くというのを、そこもダメです。金網で覆ってありますから無理です。じゃどうすればいい?には、そのうち時期が来たら〇ねますよ。よほど〇にたかったらしく、点滴の針を抜いてそこいら辺真っ赤にしたり、ベッドからわざと落ちてみたり、紙おむつ取ってなげたりして病院からの呼び出しで行っては、そんなことしていると縛られちゃうからねっ!ある日は同病室の方から物申されて、病室から出されちゃって廊下にいたこともありましたね。こんなの見せたら泣いちゃうだろうなぁー・・・と単身赴任中の夫を思ったんだっけ・・・そんなことしているうちにほどなくボケずに小さくしぼんで・・・いきました。

とにかくその時が来たらみんないくわけだから・・・絶対に!


★★★☆☆



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