予想が外れる事と、記憶障害の因果関係を推計する時間の浪費は、そこに興味があるヘイトに任せるとして、誰が言ったのかG1昇格の噂。主催者によるリークなのか、只のフェイクなのかは知らないが、「スーパーG2」というメディアの独善的な形容は只、単純に、これが「定量」戦として、G1馬であろうが1年以内のG2勝歴があろうが、条件馬と同じ斤量で走る特別ルールは、所謂、「馬齢G2」のようなもので基本斤量に馬齢アローワンスとセックスアローワンスが付加されただけの番組に、格式重視の印象操作が為された訳である。
これは、別段、「秋天」のトライアルでは無いが、時に、その機能も併せ持つ。1着本賞金も、横並びの芝G2とは一線を画し7000万を奢る点で、特別扱いされる用件に振り替えられ、一見、有利と思われる3歳G1馬やマイルG1をたまたま偶然に起用された戦歴にも無理強い参戦させて、「豪華なメンバー」を粉飾する事になる。だが、本当の覇王は、こんな夏のローカル重賞なんぞに出走するはずもない。真の覇王は、秋に多くても3戦を限度として、その疲弊度によって、「有馬」参戦を決定するだけの話。
つまり、ここに出て来るG1馬は、現役バリバリには程遠い、復活が望まれる戦歴か、間違って制した馬ばかりである。これらが集票力を示す為には、「復活の兆候」が必要であるが、その「兆候」自体がフェイクである可能性もある。
北海道命名150年は、下級条件で既に施行されているから、当該には副題は無いが、それでも「武幸四郎」厩舎から出走馬が、いや、まっ、タラレバはイランか。
兎に角、キーホースはフルゲートでの施行なのか、それ未満かで変わって来るが、1頭はミッキースワロー、そして、ナイトオブナイツ。