「第66回毎日杯」~最終結論~ | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 芝20から芝18に型落ちしたのが2007年Jpn表記が稼働した年である。芝18戦で起用された過去の12頭は総て新馬戦で掲示板を外していない。そして国際G3表記開始の2009年以降の10頭の内、9頭は新馬勝歴馬で、負けた1頭は2着惜敗。その演算式を今年の12頭に代入すると、新馬勝歴馬が3頭。2着馬は1頭である。率で言うなら、当然ながら、その勝歴も単勝1番人気馬が多くなる。このデビュー戦で話をする際には、そのキャリア数は結果に因果を求めない事になるには当然の話。つまり、1戦1勝馬でも起用条件によって除斥される蓋然性は低い。いつも言う話だが、同枠馬の戦歴を借用して起用されるという戦歴理論など存在しないのである。同枠馬は、その時点では無機能馬であり、予備馬でも、何でも無い。代枠担当であり、揃目の相方以上でも以下でも無い点を忘れてはいけない。