今週はチャイコフスキー三大バレエとしても有名な童話「くるみ割り人形」を初めてディズニーが実写映画化した「くるみ割り人形と秘密の王国」のご紹介です。
予告編はこちら ↓ ↓ ↓
実は今回のディズニー版のくるみ割り人形はバレエのものとも、そもそもの原作となったホフマンの書いた物語(1816年版)ともかなり違っています。そこでまず「くるみ割り人形」の物語について少し解説します。
ネズミの被害に悩まされていた、とある国の王が、なんでもよく知っている時計職人のドロッセルマイヤーに相談し、ネズミ達を退治しました。ネズミの女王は怒り狂い、王が可愛がっていた姫を人形にしてしまいました。
悲しんだ国王はその呪いを解く方法をドロッセルマイヤーに相談すると、世界一硬いクルミを歯で割って姫に食べさせると呪いは解けると言われました。しかもそれにも条件があって、今まで一度も髭を剃ったことがなく長靴を履いたこともない若者でなければならないというのです。そんな人はシーク教徒しかいませんが、ここはヨーロッパです。ただしドロッセルマイヤーの息子がそれに該当しました。
果たして姫の呪いは解かれますが、今度は息子がくるみ割り人形になってしまいました。
というところが、くるみ割り人形の前日譚。
バレエではかなり物語が省略されていて、くるみ割り人形にされたのはドロッセルマイヤーの息子ではなく、いきなり王子となっています。つまり姫さんにまつわる話は無くなってるんですね。で、ここからはバレーでの話がどうなっていると言いますと、
巡り巡ってクリスマスの日、クララ(原作ではマリー)という少女がそのくるみわり人形をドロッセルマイヤー老人からもらいました。
その夜ネズミの群れがやって来て、くるみ割り人形をかじろうとします。(要するにネズミ達は王子を人形にしただけでは飽き足らず、完全にバラバラにしたかったんですね)人形は動き出し剣を持って戦い、クララもスリッパを投げつけて応戦。ネズミ達を撃退します。
人形は王子の姿になり、助けてくれたお礼としてクララを雪の国とお菓子の国に招待します。ここで有名なコンペイトウの踊りなどを見て楽しんだクララは、クリスマスツリーの下で眠っていたことに気付きます。と
まあ、こういうお話です。で、今回の映画ですが・・・、
14歳のクララ(マッケンジー・フォイ)がクリスマスプレゼントとして父からもらったのは卵型の小物入れ。しかしその小物入れを開ける鍵はありませんでした。
名付け親のドロッセルマイヤーおじさん(モーガン・フリーマン)の館で開かれるクリスマスパーティに父と姉妹で参加することになったドロシーは、おじさんからその小物入れは自分がクララのお母さんに与えたものだと伝えられます。
ドロッセルマイヤー邸の糸をたどるゲームに参加することになったクララはいつのまにか、館を離れ奇妙な世界に迷い込みます。
そこはクララの亡き母ともつながりのあった王国のようで、その王国の大臣の話に耳を傾けたクララは彼らの戦いに加勢することになるのですが・・・、
ディズニーが初めて挑んだくるみ割り人形の物語は「オズの魔法使い」+「ふしぎの国のアリス」+「ジュマンジ」のような物語に仕上がっています。
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猫のカプセルホテル
先週、ハチワレβとアメショーモドキの抗争を予告しておきながら、
実際には、実にあっけなく終わってしまいました。
おそらくコテンパンになったハチワレβは
しばらく屋根の上に上がってこないでしょう。
そこで今週は別の話題を・・・。
屋内でストーブのある事務室にいるクロちゃんや、
(コタツから半身だけ出してモンプチ・ビーフを食べているシマポンママ)
が・・・、
基本的にハチワレ君達は夜になると各家の屋根裏で過ごすようですが、昼間はお店のベランダに遊びにやって来るのです。
窓が開いていると遠慮なく侵入を試みます。
このように洗濯機脇に待機所があるのですが、
庇の下とはいえ、吹きさらし感は否めません。
そこで・・・、
側面を正面に90度回転して奥行きたっぷりの、
うなぎの寝床のようなカプセルホテルを作りました。
設置すると、こういう状態に・・・。
設営工事中、どこかに避難していたハチワレ君達が戻ってきました。
どうやら気に入ってくれたようです。
続いてやって来たのはドロシー。
こちらもご満悦の様子。
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真冬を前にした、めちゃもん
もんちゃんは部屋の中の温かい場所を探して移動しますが、
めっちゃ君はもうすでに冬眠モード。
コタツが点いていなければストーブの前に、ストーブも灯っていなければ
布団の上で一日の大半を過ごします。
#猫 #兄妹猫 #親子猫 #クロネコ #キジトラ