村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

重之集シゲユキシュウ

2020-11-29 23:07:12 | 覚えたい古筆

写真は
日本名筆選10
「重之集シゲユキシュウ」
伝藤原行成フジワラノユキナリ筆

源重之ミナモトノシゲユキ
(生歿年未詳)の家集。
三十六歌仙の一人
重之が帯刀先生タチハキノセンジョウの任にあった時、
東宮(のちの冷泉天皇)に新たに詠んで献じた。
春・夏・秋・冬各20首、恋・恨各10首、
および「かずのほかにたてまつれる」2首をあわせた
102首の歌。
 綴葉装テツヨウソウの冊子本。
雲母キラを一面に撒いた
淡い藍の打曇りのある料紙。
流麗な筆致。
前半は歌を2行書。
後半は散らし書き。
平安時代 11世紀 
徳川美術館蔵

表紙は福田喜兵衛氏料紙提供とあった

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