世の中がまるでディストピアSFのような世界になっています。

その昔、チャールトン・ヘストン主演の”ソイレント・グリーン”(1973年公開)という映画を観ました。

原作はハリィ・ハリスンの”人間がいっぱい”(1966)という小説ですが、人間が溢れ帰って食料危機に陥るという内容で、結果はかなり怖かったです。

さらに1972年公開のオリバー・リード、ジュラルディン・チャップリン主演の”赤ちゃんよ永遠に”という映画もかなり恐ろしかったです。

 

どちらの映画だったのか記憶は定かでないのですが、外出時は全員がマスクをしないと歩けないという環境設定だったのが、より怖さ倍増でした。

この映画を今は亡き主人も観ていて、”今にマスク無しでは外出で出来んようになる時代がくるやろね〜”と話していましたが、それから半世紀足らずで本当にそうなってしまいました。

 

クーンツという作家が書いた”闇の目”という作品がありますが、読んでないので詳しい内容はよく解らないのですが、なんと30年以上前に書かれたこの作品の設定がまさに今のような状況だとか。

おまけに発祥地が”武漢”というのがビックリです!

 

 

若いときから”聖書”が好きで、特に”ヨハネの黙示録”は実に興味深く、訳が解らないけど気に入り、気になっていたのですが、それをしっかり小説にしたのが”レフトビハインド”(全12巻)。

6巻まで読みましたが、図書館閉鎖中だったので、で只今は小休止です。

 

 

”黙示録”予言の大患難時代”はすでに今なの?と思ってしまいます。

 

 

 

で、世界的規模のこの騒ぎは今後どうなるの?と思い、カードで観てみました。

このスプレッドは”マンデン占星術”などと同じく、社会を占うというスプレッドなのですが、結果はやはり厳しいです。

16枚のカードを使っているのでそれぞれの意味を詳しく書いていくのは大変なので、できるだけ端的にまとめてみました。

要は物理面ばかりを重要視してきたことに対する警鐘です。

まだまだ収束にはほど遠く、6月ころに一旦収まるかに思えそうな気配もありそうですが、その影響で2次、3次災害が起こってくるので(すでに起こりつつありますが)今年一年は確実に芳しくない状況が続いていきそうです。

 

このピンチをどのようにクリアーしていくのかは個々人次第です。

引きこもりや離婚、DVはますますひどくなりそうですし、仕事面、即ち経済破綻は当たり前になります。

今までの常識や固定観念に囚われていると前に進めないことは確実です。

大きな意識変革と実践が必要です。

前のブログにも書きましたが、どのような状況になっても決して悲観したり、ネガティブ思考に陥ることなく、ひたすら正直、誠実、勤勉、そしてなにより大切なことは、我々人間は肉体のみに非ず、その本質は”霊”であるという認識を深めることです。

さらに、我々がこうして存在していられるのは誰のおかげであるかという認識に目覚めることが最も必要且つ重要なことです。

 

我々がどう頑張ってみたところで米粒ひとつ、蟻一匹作り出す事はできません。

宗教的に言えばすべての有機的創造物はすべて神の創造です。

宗教嫌いの人であれば、それは大宇宙の創造エネルギーと思ってもらっても良いですが、どちらにしろすべての創造物は”人智”の及ばない創造主の御技だということに意識を明確に向ける時期です。

そして心からの誠意を持って、創造主に対して謙虚になり感謝することを覚えなくてはならないときです。

今、そしてこれからしばらくは全人類が大きな艱難辛苦(浄化)を体験し、そこから大事なことに気づき、意識変革をすることで世界をよりよくしていく、そのプロセスのようです。

 

では、どのようにすれば良いのか?

エンジェルカードのお告げを観てみました。

テーマは信頼です。

なにに対してかと言えば、先に書いた創造主と自分自身に対してです。

多くの人が簡単に情報に懐柔されます。

今の時代はあらゆる情報が瞬時に世界中を駆け巡ります。

勿論、利点も大いにありますが、油断をするとすぐに応えがみつかるので自分の考えというものをしっかりと構築することが実に困難になっています。

いやでもじっとしていなくてはならないこの状況は、自分の考えをきちんと構築し、簡単にぶれない胆力を養うための、むしろ良い時間を持てるのではないでしょうか?

 

チャレンジは融合なのですが、先にも書いたように人は本来”霊”です。

肉体は言わば霊を祀る神殿です。

大昔は人はそのことをよく解っていたのですが、どんどんと波動が荒くなり”霊主肉従”が、”肉主霊従”になり、やがては目に見える”肉体”のみが重要となってしまいました。メソッドが覚醒なのですが、今のこのピンチは本来の”霊主肉従”という大切さに素直に気づける恵みのときです。

すべての人類に備わっている”霊性”とその従者である”肉体”とをバランスよく融合させるときです。

 

そしてアドヴァイスカードは”人間関係”ですが、私達は今、いやが上にも人同士の接触がタブーとなっています。

それ故に、自分にとっての人間関係というものを精神的な視点で真摯に見直すときです。

しかし、反対にこの状況下にあってはいやでも家族の人間関係が露になります。

他人との関係性は精神的視点で、そして家族関係という免れない物理的関係性にあっては精神的物理的両面から、自分と関わるすべての人間関係を真剣に見直すことが大切です。

芳しくない状態であれその逆であれ、そこから観えてくることに充分な注意をはらうときです。

今起きている特異な非日常という状況の中で、配偶者、親、子供との関係、家族と離れて暮らしている一人暮らしの人も含め、自分のまわりの人間関係をまったく新しい視点で見つめることを促されています。

そのときに最も大事なことは、決してセルフィッシュな発想でなく、”愛”という感情をベースにして相手との関係性を見据えることです。

 

そうすることによって本当の意味での信頼関係をしっかりと持つことが出来、それは自己信頼となり、即ち滅多なことではぶれない強い”自信”となります。

 

最後に免疫系をアップする食品と行動ですが、現在日本人に感染者及び死亡者が少ないのは日本人本来の生活様式と食べ物の恩恵が大いに影響しているように思えます。

メディアでも免疫力アップの食品情報には事欠かないようですが、私の個人的体験から言えるものとして、緑茶、梅干し、酢、海草類、茸類などはかなり効果的に思えます。私はまったく肉類を摂取しなくなって40年近くになりますが、ここ何十年も風邪すら引いたことがありません。

毎日の食事は殆ど野菜と果実(特に柑橘系)、酵素玄米、海藻などで、蛋白質は卵、チーズ、大豆、豆類、小魚などです。

できれば肉類は極力抑えるか摂らない方が、むしろ健康的です。

行動としては今のこの状況に決して恐怖することなく、どのような事態が起ころうとも自信を持って明るい気持ちで毎日を過ごすことです。

一日に最低一回は笑いましょう!

”心頭を滅却すれば火もまた涼し”です。

気持ちの持ち方がすべての基本です。