ガンガン(缶)の中には揚げあられが入っいるのですが、一度食べたらやめられなくなり、本当、超マジでやばい食べ物です！。
“あられ”とは“あられ餅(霰餅)の略で、米餅を長さ２～３センチ、縦横５ミリ程度の長さに切り、火で炙ったり油で揚げたお菓子です。
これは、お正月に神前にお供えした大量のお鏡餅を…。
１月１５日にお下げしたもので、１月１１日の鏡開きは全国均一的な風習ですが、本来、金沢では１月１５日までが松の内とされ、この日にお鏡と一緒に松飾りや輪締め（しめ飾り）、門松、まゆ玉などを下げます。
お下げした大量の鏡餅は、和菓子屋さんに持って行って搗(つ)き直ししてもらい、着色や豆・昆布を混ぜてかき餅にするのですが、残りは寒の水にさらして再利用します。。
寒の水にさらして柔らかくしてから、このように細かく切ります。
さらに、天日干しして乾燥させ、油で揚げて“揚げあられ”としたのです。
で、もっとヤバい食べ物が揚げた“かきもち”です！！。
これは、先述のように、お正月に神前へお供えした大量のお鏡餅をお下げして、和菓子屋さんへ持って行って搗(つ)き直しをして、豆や切り昆布や食紅を混ぜて、このようにかき餅にして冬の間干します。
なお、搗き直しとは、硬くなったお鏡餅などを再び蒸篭(せいろ)で蒸して、杵(きね)での手搗き、もしくは機械式の杵と臼(うす)で搗き直すことをいいます。
乾燥させてかき餅の完成です。
かき餅は、ストーブの上に網を敷いて焼いても美味いのですが…。
揚げあられのように油で揚げるともっとおいしくなります。
ガンガンの中にはもっと揚げたてのかき餅があったのですが、息子や娘がポチポリ食べて、これだけしか残っていません。
私も、手を付けるとやめられなくなるので、食べるかどうか迷っております。
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