最後の最後に主人公の名前を設定出来る……という謎システムあり。(新鮮!)

 

 

 去年の8月に発売されたPSvita用ソフト、『殺し屋とストロベリー』をこの程クリアしました。発売日当日にDLし、プレイし始めたんですが長くかかっちゃった…💦

 

 今回このゲームをプレイするきっかけは、こえすぐるの玉木さんがゲーム実況で告知宣伝されていて、「初めて乙女ゲー作品に参加した」とのことで、公式を調べたらキャストはいいし、イラストはカズキヨネ先生だったので、即購入しましたニコ

 

 

 この“殺スト”では全エンディングを迎えると、ご褒美にメインキャラ全員のキャストトークが聴けるとの事で、声優オタクの私としては「是非聴かねば!筋肉と、全エンディング見るまでプレイしました。(おかげで初めてトロフィーコンプリートした! 何か凄い達成感!!)

 

 ゲーム性は殆ど無く、テキストを読んで途中に現れる2択を選ぶだけなので、全エンディングと言っても各キャラ2エンディング、一方はハッピーエンドという名の『裏の世界でお幸せエンド』と、もう一方は強制的に途中で終わってモヤモヤする、『表の世界で勝手にお幸せにエンド』の2つ。(※勝手に名付けてます)

 

 私は先に全キャラハッピーエンドでクリアしたので、その後全キャラのモヤモヤエンドを回収してくっていう、本当モヤモヤした展開になりました💦 でも最後にプレイした隠しキャラのエンドは、どちらも後味が良かったのが救いでしたけども。

 

 ここからはネタバレを含みつつ、萌え処や全体的な感想を書いていきます。

 

 

 乙女ゲーとして考えると、このゲームのメインキャラの皆さんは正直、私の好みからは少し外れていて、その辺が少し不安要素ではありました。キャストで考えても、サブキャラの三人の方が気になるっていうか💦(でもこれは私の乙女ゲーあるある、『落としたいキャラが対象外に居がち』なので、よくある事です)

 

 プレイする前にビジュアルだけで考えた私の好みの順番は、

クラマ長谷川イズナツキミアモンノイン(※隠しキャラ)

ですが、実際に落としていった順番は…

長谷川クラマイズナアモンツキミノイン

になりました。

 

 何故長谷川ルートから始めたのかと言うと、玉木さん演じる白川が沢山出てくると思ったんですよね。(※長谷川は白川の秘書兼ボディガード)早く玉木さん演じる白川を見て(聞いて)みたかったので♪ウシシ

 

 

 この作品は“殺し屋の世界”が舞台で、現代世界ではあるものの日常の世界とは隔たりのある人達の世界なので、そういう意味ではある意味ファンタジーかなと。

 

 その上、主人公の“イチゴ”には謎が多く、ストーリーの主軸は『イチゴは何者なのか?』というミステリーを暴いてく要素もあったので、乙女ゲーとしては最初誰目線で見ればいいのか躊躇して、ストーリーへ没入するのに少し時間がかかりました。

 

 このゲームの(というかシナリオの)面白さを感じ始めたのは、クラマ先生ルートでイチゴの過去が少しわかってきたところからでしたね。乙女ゲーとしては少しキュンが足りない気がしましたが、ミステリー作品としてはそこそこ楽しめる内容だったかなと。

 

 

 最終的に好きなキャラ順はどうなったのかというと…

イズナクラマツキミ長谷川アモンノイン

でした。

 

 この中では特にイズナとツキミに関して、途中から一つ屋根の下設定というか、“同じお部屋で寝泊まりする”が発動するので、どうしても萌えざるを得ない!ラブ

 

 特にイズナは、主人公が他のお客の前で「イズナと一緒に居たい」的な事を素直に主張するので、慌てて一緒に休憩入っちゃうシーンがとてもキュンとしました。翻弄されるイズナを見て「いいぞ主人公、もっとやれ!ニヤと思いましたね…。

 

 恋愛に疎い天然気味の主人公って、今までイラつきしか感じないと思ってましたが、こういう萌えを引き出せるのか! と新鮮でした。

 

 私自身、イズナ役の石川界人さんの声が好きで、刀剣乱舞でも初期刀を歌仙兼定にしたくらいなんですが、石川さんが出演されている乙女ゲー作品をプレイするのは初めてだったので、凄く楽しみでした。ウシシ プレイ後は、あまりにもイズナにキュンとしたせいで、暫く石川さんの声がTVから聴こえる度にキュンとしてましたねラブラブ(これも乙女ゲーあるある)

 

 クラマ先生は寡黙でインドア派眼鏡というとこが既に好みなんですが、マツリさんに指摘されて主人公の心を癒そうとし始めた辺りから、キュンキュンしましたねキラキラ 主人公の好きそうなものを用意したり、外出苦手なのに一緒に外へ出たり。このキャラは最初、他人に興味無さそうな印象があるので、そこからのギャップがズルかったです。

 

 ツキミさんは恐らくこのゲームで、メイン中のメインキャラのはずなのに、まさかのヤンデレ(?)設定には驚きでした。普段優しいキャラなので、これをヤンデレと言っていいのかちょっと躊躇しますが、大分ヤベェ奴でしたアセアセ 見た目は三日月宗近みたいなのに、声は一期一振で、微笑みながら性格は少し壊れ気味って相当怖くないですか💦 私だけ?

 

 まさか「貴女を好きになってしまうかもしれないので気をつけてください」って忠告されるとは。しかも「好きになったら確実に自分のものにします」的な脅し付きで! 自分がキュンとしてドキドキしたのか、ゾッとしてドキドキしたのか、一瞬わからなくなったよねぼけー でも私は結構乙女ゲーのヤンデレキャラ好きなので、これはこれで新鮮でアリだなと! そんなヤベェ奴ツキミさんが、主人公の為にフリフリの服ばかり用意してたシーンはキュンとしましたラブ

 

 長谷川さんは寡黙で優しくて、こういうキャラは私的に大好物なんですが、いかんせん他キャラとの絡みが少なかったので、シナリオ的には少し残念だったかなと。もうちょっとコミカルなシーンがあっても良かったかなぁ…。せっかくの寡黙キャラなのに!

 

 そこいくとアモン君はイズナさんとの絡みが多くて、二人のやりとりが漫才みたいで面白かったです。軟派でチャラいアモン君が実は…っていう設定もなかなか良かったイヒ このアモン役の八代さんですが、最後のフリートークを聴くと素のお喋りはアモンより全然声が低いので、かなり声を作っていたんだなと。

 

 ノインは隠しキャラで、このノインルートでイチゴの正体がハッキリするという作りになっていました。ノインにも実は正体があって、それは確かツキミルートかイズナルート(だったかな?)をプレイするとわかるんですが、CV花江さんなのが納得します。それと、サブキャラでかなり謎だったヨダカの正体も明らかになりますね。

 

 

 ノインは正体があれなんで、隠しキャラなのはわかるんですが、長谷川もポジション的には隠しキャラっぽいよなぁなんて。長谷川ルートがあるなら、サブキャラの白川やラキアのルートもプレイさせてくれよぅ~おーっ! って切実に思ったり。ヨダカさんは……ちょっと声を大きくしては言えませんが、あればやりたいルートです!

 

 白川とヨダカはちょっと背徳感というか、犯罪臭がするかなぁ…💦 でもラキアルートはかなりアリだと思うんですよね!キラキラ ラキアは長谷川さんよりも更に口数が少ないし、最初に主人公を運んできた運び屋でもあるので、彼が恋愛したらどんな感じになるのか凄く興味あります。(それに濱野さんの声凄く素敵だし!) 最後に見れるラキアスマイルを見た今となっては、ラキアルートが無いのは何故なんだ!?ムキーッ くらいに思ってます。

 

 公式の登場人物としては紹介されてはいないですが、カガリいう人物も途中で登場します。CVはなんと刀剣乱舞で亀甲貞宗を演られている山中真尋さんなんですが、亀甲好きの私としては、山中さんのキャラが出る乙女ゲーをプレイしてみたいという不純な動機もあって、カガリルートもあっていいんじゃないかってちょっと思ってます。カガリさんの登場が結構衝撃的なので、看病しているうちに仲良くなり…ってなってもいいようなニヤ

 

 

 リクエストを上げたらきりがないですが、追加DLコンテンツとかでもし、ラキア・白川・ヨダカ・カガリルートが配信される事があれば、間違いなく購入すると思いますので、ブロッコリさんは是非検討を!

 

 

 ドラマCD聞きたかた…