定額給付金のゆくえ | 『心を言葉に』北島侑果 公式ブログ

ある年金生活の70代のご夫婦が

「自分たちは生活に困っていないのに

定額給付金を夫婦で20万円もらうことに罪悪感があり

今も申請するのを悩んでいる」といいます。

 

その言葉に40代の息子は

「それは自己満足。もらって経済を回した方がいい」

と言ってくれたも、まだ悩んでいるとのこと。

 

わたしはこう思います。

達観した人には、経済を回したほうがいい

というのは、説得力に欠けるような気がします。

自分たちで使うのが罪悪感だと思っているわけですから。

しかしたとえご夫婦がそれをもらわなかったとしても

国会議員は、その余ったお金をよっぽど無駄遣いすることだろう。

だからご夫婦は、国民として自分がもらうべきものはきちんともらって、

そのお金を、自分たちの贅沢のために使うのではなく、

自分たちが決めたところや、自分たちが決めた人に

すべてをそのまま、もしくは物に変えて寄付する

差し上げるという方向で考えたら良いのではないかと思う。

 

このような人こそが、良いお金の使い方をする。

もらわないほうがよっぽど無駄遣いであり罪悪感だ。

そのような方向に考えが及ぶといいなと思いました。